目のたるみの原因と対処法について解説します。病気の原因や症状、対策方法まで、健康づくりに役立つさまざまな情報など。

気になる病気や症状がある場合は調べてみましょう。

【目のたるみの原因と対処法】

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目のたるみにはまぶたがたるむ、目の下側がたるむ、そして手術が必要なレベルの眼瞼下垂などの種類があります。目のたるみも基本的には加齢に伴う筋肉の衰えと皮膚の衰えが原因です。しかし目の周りの筋肉や皮膚が衰えるのは、コンタクトレンズの着脱の際にまぶたをひっぱる、目の周りを不必要にこする、といった日常の何気ない習慣が原因になっていることが多いのです。まずはそれらの習慣を改めるだけでも改善されることがあります。


気になる目のたるみには2種類あります。一つが目の上、まぶたのたるみ。もう一つが目の下のたるみです。

まぶたのたるみ

まぶたのたるみは加齢とともに生じることが多く、ある程度はしかたのないことだとされています。ただ、まぶたのたるみも「眼輪筋」という筋肉の衰えやまぶたの皮膚のハリの喪失などが原因とされますので、適切なケアで予防できるかぎり予防したいものです。眼輪筋が衰える理由として「目の酷使」「目をこすることによる刺激」などが指摘されます。コンタクトレンズを長時間使用している人やスマホなどの画面を長時間見続けている人は要注意です。特にスマホなどの利用時には誰もがまばたきの回数が激減しています。それにより目がより疲れやすくなるという悪循環も生じます。コンタクトレンズを着脱する際に、無意識にまぶたをひっぱったりすることもやめましょう。アイメイクを落とす際の過剰な摩擦もNGです。 まぶたがはりを失う原因に「誤った眉毛の処理」も考えられます。眉毛を抜くときにはまぶたが引っ張られます。さらにスキンケアをばっちりしていても、目の周りは保湿が足りない、アイクリームは使わないといった人も要注意です。

眼瞼下垂は手術をするケースも

まぶたが垂れ下がり目が開きにくくなって視界が狭くなる状態を眼瞼下垂といいます。老人性のものは筋肉の老化ですが、若い人でもカラーコンタクトレンズやハードコンタクトレンズの使用によるコンタクトレンズ下垂などがあるようです。先天性の場合もあり、いずれも眼瞼下垂の治療は手術になります。眼瞼下垂の手術は失敗例も報告されているため、信頼できる医師を選ぶことも大切になりますが、手術をすることで視界が広がり物が見やすくなるだけでなく、見た目が若返る、頭痛や肩こりが軽くなったという報告もあります。

目の下のたるみ

目の下にたるみが生じると実年齢よりだいぶ老けた印象を与えてしまうので、なんとしても取り除きたいですよね。目の下であっても原因は同じで、基本は筋肉の衰えと肌の乾燥ですが、目の下たるみはそれに加え「皮下脂肪の蓄積」も考えられます。目の下の筋肉は頬骨エリアの筋肉の凝りなども原因と考えられますので、表情筋トレーニングでは目の周辺だけでなく頬骨エリアのこりほぐしなども効果的とされます。また目の下の皮膚は非常に薄く乾燥が目立ちやすいパーツです。こじわが気になる方も乾燥していると考え、保湿は内と外から十分に行いましょう。目の下の脂肪は若い頃は「涙袋」とチャームポイントになりますが、年齢を重ねると脂肪が重力で支えられなくなり、だんだんたるんで突出してきます。手術やヒアルロン酸注射などの方法で医療機関で取り除く方法もあります。しかし状態が軽度であれば、保湿と表情筋エクササイズで進行を抑えることも十分可能です。気になりだしたらとにかくアイケアのスタート。目の使い方に気をつける。目を良く休める。表情のトレーニングを行う。徹底した保湿を内側と外側から行う、というのが鉄則です。

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【顔全体のたるみをもっと知る】