慢性疲労症候群のチェックについて解説します。病気の原因や症状、対策方法まで、健康づくりに役立つさまざまな情報など。

気になる病気や症状がある場合は調べてみましょう。

【慢性疲労症候群のチェック】

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慢性疲労症候群とは目に見える不調が少なく、なんとなく「休めば治る」と思ってしまいがちで治療や相談が遅れがちですが、紹介するチェック項目で該当するものが多い場合は、医師に相談すべきです。慢性疲労症候群でなくても何か重大な疾病が隠れている場合もあります。自律神経失調症にも似ていますが、慢性疲労症候群と診断されるには実は条件があるためそのあたりの違いも頭に入れておきましょう。


自分の体の辛さというのは人には分からないものです。特に慢性疲労症候群の場合は、病名があまり浸透していないことや、目に見える症状が少ないため、「寝れば治る」「怠けているのでは」などと誤解されてしまうこともあるかもしれません。 「最近寝ても疲れが全くとれない」など気になる症状がある人は、以下のチェック項目を利用して、慢性疲労症候群のセルフチェックをしてみましょう。また、他の病気が隠れている場合もありますので、不調が続いている場合は医師の診察を受けると安心です。

慢性疲労症候群のセルフチェック


□疲労感がある
慢性疲労症候群では、日常生活に支障をきたすほどの疲労感が長い期間(6ヶ月以上)に渡り起こります。

□微熱・頭痛や喉の痛みがある
慢性疲労症候群の代表的な症状として微熱があげられます。微熱も疲労感と同様、6ヶ月以上と長く続くのが特徴です。解熱鎮痛剤などを用いても熱はあまり下がりません。また、風邪の症状のような、の喉の痛みや頭痛がすることもあります。

□筋肉痛や関節痛がある
全身または特定の部位に、激しい運動をした後のような筋肉痛や関節痛が現われることがあります。重い場合は、動くことができないほどの痛みになることがあります。

□不眠または過眠といった睡眠障害がある
寝つけない、眠りが浅い、早く目が覚めてしまうなどの「不眠」や、朝起きられない、日中に極度の眠気に襲われるといった「過眠」の症状が現れることがあります。

□気分障害
鬱病に似た気分の落ち込みや、注意力や集中力の低下などがみられます。また、記憶力が悪くなり物忘れがひどくなるなど、認知症のような症状がでる場合もあります。

□リンパ節が腫れている
慢性疲労症候群の場合、首や腋の下のリンパが腫れることがあります。

□まぶしくて目がくらむことがある
慢性疲労症候群になると、音や光に対して過敏に反応してしまうことがあります。

□体温調整ができない
自律神経の乱れにより体温調節がうまくできず、暑さにも寒さにも体が対応できなくなることがあります。

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