口内炎の治し方。自分でできる対処法について解説します。病気の原因や症状、対策方法まで、健康づくりに役立つさまざまな情報など。

気になる病気や症状がある場合は調べてみましょう。

【口内炎の治し方。自分でできる対処法】

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一般的な口内炎であれば、病院に行かなくても自然治癒することがほとんどです。ただし、速やかに治し、繰り返さないためには、いくつかのポイントがあります。市販薬を使用する治療も悪くはありません。不足している栄養素を補うのも効果的です。ここでは少しでも早く治すための方法をご紹介します。口内炎ができたらまずはその原因をつきとめ、自然治癒を目指すのであれば市販薬や栄養摂取、休息で速やかに完治させましょう。


一般的なアフタ性口内炎であれば自然消滅するので、極力口腔内の刺激をさけ、十分な睡眠と栄養補給さえ行えば放置しても治ります。しかし、ウイルス性の口内炎、物理的刺激(矯正装置など)による口内炎、アレルギーによる口内炎(治療に使っている金属)などは、原因を取り除く必要があり、また症状も重篤なことが多いので医師に相談して適切な処理を行いながら完治を目指しましょう。

一般的な口内炎は、多くの人が病院に行くほどでもないと考える小さい不調です。しかしその痛みや不快感は大きく、飲食をするたびに憂鬱な気分になったり、それによって栄養を十分に取れず治りが遅くなることもあります。もしなるべく早く治して不快感を取り除き長ければ、次のことを試してみると良いでしょう。

1、売薬を上手に利用する
アフタ性口内炎の場合で、患部に市販の軟膏を塗ったり、アフタッチなどのシートタイプの治療薬を使用するのもオススメです。

2、ビタミンB2とA、Cを補う
口腔内の粘膜を強化させるために、ビタミンB2のサプリメントを補うのも良いでしょう。ビタミンB2は目や口、消化器系などの粘膜を正常に保つのに不可欠な栄養素だからです。食事から摂取したい人は、豚肉(特に豚レバー)や青魚、納豆、卵に多く含まれるので意識して食べるようにしてみましょう。またビタミンB2が多く含まれる動物性食品にはビタミンCが不足していることが多いので、あわせてビタミンCも積極的に補いましょう。ビタミンB2とビタミンCが口内炎の予防や緩和に必須栄養素ということはよく知られていますが、意外なところでビタミンAも必要です。ビタミンAは粘膜の構成に不可欠だからです。

3、十分な睡眠を摂る
思い切って8時間くらいぐっすり寝てみてください。疲労やストレスがぐっと改善され、免疫力や抵抗力がアップします。8時間睡眠を数日繰り返すだけでも口内炎が早く治ったという報告はたくさんあります。

4、アルコール系のマウスウォッシュをやめる
口内炎は刺激により悪化するので、アルコール系のマウスウォッシュの使用は避けてください。マウスウォッシュに含まれるアルコールが消毒替わりになると勘違いしている人が多いですが、あれは爽快感を演出しているに過ぎません。マウスウォッシュを使いたいのであれば、口内炎の期間はせめてノンアルコールタイプを選びましょう。はみがき粉や液体はみがき粉も同様で、刺激の強いものよりマイルドなものにしましょう。また、丁寧なブラッシングとできるだけ頻繁にうがいをすることを繰り返し、口腔内を清潔に保つことも治りを早くするのに役立ちます。

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