口内炎のお薬/治療薬の上手な活用法について解説します。病気の原因や症状、対策方法まで、健康づくりに役立つさまざまな情報など。

気になる病気や症状がある場合は調べてみましょう。

【口内炎のお薬/治療薬の上手な活用法】

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口内炎の市販薬が上手に使いこなせないという人は少なくないようです。ここでは「塗るタイプ」と「貼るタイプ」のそれぞれの上手な使用法を解説。また普段サプリメントを利用しない人でも「口内炎の時には利用する」という人も多いはず。口内炎の時に意識して摂りたいサプリメントは、実はビタミンB2だけではありません。どのような栄養素を集中して補うべきかについても解説します。厄介な口内炎を速やかに解消する方法を頭に入れておきましょう。


市販のお薬で有名なのが「ケナログ」と「アフタッチ」です。ただし上手に使えないという声をよく聞きます。これらの市販薬を上手に使用するためにコツがあります。まず使用する前に、患部を綿棒やガーゼなどで抑え、余計な水分を拭き取ること。できるだけ患部を乾燥させた状態で薬を使用します。さらに薬を使用した後は、定着させるまで1時間程度飲食を控えるようにしましょう。そうすれば薬の効果を実感しやすいです。
ケナログってどんなお薬なの?使い方は?

口腔内軟膏ケナログには副腎脂質ステロイドが含まれていてその抗炎症作用が、口内炎の炎症を抑制し痛みの改善を促進させます。
使用前には歯磨きやうがいをし、口腔内を十分に清潔にしておきましょう。使用する直前に患部から唾液を取り除き、薬が付きやすい状態にしておきます。薬は指で直接塗布するのではなく、綿棒などでつけましょう。薬は塗りこむのではなく、患部に乗せてカバーするようなイメージで使用します。できれば毎食後の歯磨き後と就寝前の1日4回の使用にします。
ウイルス性の口内炎には効果がありません。また妊娠中の女性は念のため担当医に相談します。

アフタッチってどんなお薬なの?使い方は?

「貼る」口内炎治療薬として人気があります。特に食事中に口腔内を噛んだことで口内炎になってしまった場合、また口内炎になっている部分を次の飲食時に何度も噛んでしまうことが多い方には人気の市販薬です。やはり主成分は副腎脂質ステロイドで、患部に薬が徐々に溶け出し口内炎が悪化しないようにサポートしてくれます。同じくウイルス性の口内炎には効果がなく、妊娠中の女性は使用の際は担当医に相談しましょう。 アフタッチを上手に使用できる人と、何度使っても口腔内で剥がれてしまう、という人がいます。上手に使えない人は、やはり使用する前に患部の余計な水分をガーゼやティッシュで抑えること、そしてアフタッチを貼る指はすこし濡らすか湿らせておくこと、シールを貼った後数秒抑えて定着させること、貼った後少なくとも30分は飲食を控えるようにしてみてください。

サプリメントであればビタミンB、A、C
普段サプリメントを使用しない人でも、口内炎を早く治したい気持ちが強くなるとサプリメントの使用を考えてしまうのでは。そんな場合はまずはビタミンB2とB6がしっかり入っているものを選びましょう。ビタミンB2やビタミンB6は皮膚の代謝に不可欠だからです。有名なところではやはりチョコラBBになります。しかしビタミンB群だけを補えばいいということではありません。口腔内の粘膜を正常にするにはビタミンAも必要ですし、炎症を抑え免疫力や抵抗力を高めるためにはビタミンCが不可欠だからです。早く治したい場合はサプリメントは有効ですので上手に選びましょう。

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【口内炎をもっと知る】

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