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【食欲不振の時の食事やサプリメント】

食べたくないのに無理に食べるのはとても辛いことです。しかし何も食べずにいても食欲が戻るわけではなく、1口でも良いので食べる方が得策です。ここでは食欲増進効果のある食材をご紹介しますが、おかゆやうどんなど、消化がよく胃に優しい献立から始めることをおすすめします。栄養がうまく摂れない時はサプリメントを利用するのも良いでしょう。ただし、食欲不振の時の食事の目的は栄養を摂る事よりも食欲を回復させ、食事を楽しむことになります。
食欲がないときでも、そのまま何も食べずにいるとますます食欲がなくなってしまいます。まずは食べやすいものを一口ずつでも食べることが大切です。食べ物の中には副交感神経を働かせ、食欲を増進してくれる効果が期待できるものがあります。また、食事の際には盛り付け方に工夫したり、気の置けない友人や家族と一緒にテーブルを囲むなど、食事が進むような環境作りも意識してみましょう。
食欲増進効果の期待できる食べ物は?
・唐辛子
食欲不振が軽い場合には、唐辛子などの香辛料を使用した食べ物を食べることで胃が刺激され食欲が増進されることがあります。辛い物以外にも酢の物やレモン、梅干しなどの酸っぱい物の刺激も、副交感神経の働きを活発にします。ただし刺激が強すぎると胃の粘膜を荒らして胃炎を招くこともあるので、辛い物、酸っぱい物も度が過ぎないようにしましょう。また長期間食欲不振の場合に、いきなり刺激物を取ると逆効果になる場合も多いので摂り方に注意が必要です。
・カレー
特に夏場などで食欲のないときに食べる定番メニューと言ったら、カレーを思い浮かべる人も多いかもしれません。カレーには、ターメリック、チリペッパー、ジンジャー、コリアンダー、クミン、フェンネル、クローブ、カルダモン、ナツメグ、シナモン、ガーリックなどのスパイスを使いますが、これらの多くは漢方薬に用いられる生薬です。そのためカレーを食べると体が温まり、胃腸の働きを活性化して食欲を増進させてくれます。
・発酵食品
味噌、納豆、漬物、キムチ、ヨーグルトなどの発酵食品には乳酸菌が豊富に含まれています。乳酸菌には腸内環境を整え、免疫力を高めてくれる効果があります。免疫力が高まると自律神経のバランスが整うため、食欲不振の改善につながります。
・セロリ
セロリは西洋では古くから薬草として用いられてきました。炭水化物の消化を促進し、食欲を増進する働きや疲労を回復する効果があるとされ、食欲不振の改善に役立ちます。
・食物繊維の多い食べ物(玄米、全粒粉、キノコ類、海藻類、ごぼう、そばなど)
腸の中を食べ物がゆっくりと進むと副交感神経が優位に働くため、腸の中に長く留まる食物繊維の多い食べ物は食欲を増進させる効果が期待できます。また、食物繊維には食欲不振の原因にもなる便秘の解消をする作用もあるとされています。
おかゆ、おじや、お味噌汁、うどんといった食事も以外に食べてみるとスルスル食べられることの多いメニューです。胃に優しい献立を取り入れることで少しずつ食欲を戻していくと良いでしょう。
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【食欲不振をもっと知る】
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