おでこのしわの原因と対策について解説します。病気の原因や症状、対策方法まで、健康づくりに役立つさまざまな情報など。

気になる病気や症状がある場合は調べてみましょう。

【おでこのしわの原因と対策】

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おでこのしわの有無は個人差が大きく、あまり気にならない人もいれば、加齢とともにどんどん深く刻まれていく人とにわかれます。おでこのしわをなんとかしようと思っても気づいた時には手遅れというほど、深くなっていてはどうしようもありません。簡単にできるケアとしては頭皮マッサージです。凝り固まった頭皮をささえるためにおでこの皮膚が頑張ってしわになっていることもあります。頭皮ケアを行うことと、スキンケアをおでこでも丁寧に行うことで予防と解消につながります。


放っておくと深くなっていくおでこのしわ

おでこにできる「しわ」は顔の中で、ほうれい線などとともに、もっとも目立つしわのひとつで、これが一本あるだけでぐっと老けた印象を与えてしまいます。40代以降になれば、大半の人のおでこにはしわが刻まれ、しかも年齢を重ねるごとにそのしわが深くなっていきます。しわの原因は主に加齢や乾燥と言われますが、おでこは乾燥が気になるパーツではないはずです。かといって加齢だけが原因なのでしょうか? おでこのしわは、経験を積んだ中高年の人生の証ともいえるかもしれませんが、年齢を重ねていてもおでこにしわのない人もいます。そのためしわのメカニズムを学び、いましわがない人はその状態をキープできるように、またすでにしわができてしまった人もそれ以上深くさえないように正しいケアをするようにしましょう。

おでこのしわは表情筋の退化と頭皮の硬さが原因

若い年代であれば一時的に顔にシワができても、真皮のコラーゲン繊維がまだ丈夫なので正しいケアをすればすぐに失くすことができます。また、年齢に関わらず乾燥による浅い「ちりめんじわ」も保湿を徹底すれば失くす、あるいは薄くすることは十分可能です。しかし、加齢や紫外線の影響で真皮のコラーゲンが弱ってしまった状態では、しわは深く刻まれる一方で、ある段階に達すると元には戻らなくなります。しわの最大の原因は乾燥もありますが、加齢によるものの場合、表情筋という顔の筋肉の衰えです。表情筋が衰えることでハリがなくなり、しわとなってあらわれます。表情筋は年齢とともに誰でも老化しますが、一方で正しいトレーニングをする事で十分に阻止することもできるのです。また硬くなった頭皮を支えるためにおでこに負荷がかかることが、しわの原因になるとも言われます。頭皮ケアをすることでおでこのしわが薄くなる場合もあり、自分のおでこのしわが、頭皮が原因かどうかをチェックするのにヘッドスパやスカルプケアをプロにしてもらうのは有効です。

縦じわと横じわ、それぞれの対処法

・頭皮ケアで解消されることもある横じわ
おでこのしわは大きく分けて横じわと縦じわがあります。横じわの原因は、表情の癖による皮膚の形状記憶、頭皮のたるみ、筋肉の老化、真皮コラーゲンの減少、水分保持の衰え等です。簡単なセルフマッサージや表情筋を鍛える顔エクササイズ、保湿やコラーゲンを含む化粧品で補いましょう。ヘッドマッサージで頭皮を軽くしてあげるのも効果的です。特に頭皮のケアをしてあげると、おでこのしわが多少薄くなるだけでなく髪の毛にもハリやツヤを与えてくれます。頭皮ケアとおでこのしわに関係があるのか、疑う気持ちがあるかもしれませんが、一枚皮でつながっているのです。紙の生え際あたりを念入りにほぐす、ポニーテールをするように後ろ方向にひっぱるようにケアする、といったことがポイントです。

・縦じわは表情の癖であることが多い
日本人よりも外国人の方に多く見られるのがおでこの縦じわ。これは表情の形状記憶が原因になっていることが多いようです。眉間のしわと同様、難しく考えたり機嫌が悪いとき、または目が悪い方などが、ぎゅっとおでこから眉間に力をいれっぱなしにしていることでしわが形状記憶されてしまっているのです。日頃からの癖なので、無意識の時にどんな表情をしているか、いつも鏡を近くに置いてチェックをしたり、力を抜いて生活することがポイントです。また、縦じわは簡単なフェイシャルマッサージの継続や顔ヨガなどのトレーニング、そしてコラーゲンが入った化粧品を使うのも比較的効果的です。

〜セルフでできる!フェイシャルマッサージのやり方〜
1、おでこに手を当てる
2、縦じわを斜め上横に引き上げる感覚で、アイロンのように左右に伸ばす
3、そのまま髪の生え際を指でほぐす

〜おでこのしわの対策方法まとめ〜
・ おでこはスキンケアが雑になりがちですが、おでこの肌も乾燥から守り徹底的に保湿しましょう(きちんとコットンでパッティングするか、化粧水をハンドプレスする)
・ 紫外線対策を怠らないようにしましょう(日傘や帽子、UV対策化粧品を外出時に使用するなど )
・ ビタミンCが入った食品を摂取しましょう(キウイ、レモン、サプリメントなど)
・ 表情癖を失くすために、眉間にしわを寄せる癖がある方はコンタクトレンズなどのアイウエアを見直したり、目の疲れを緩和させるサプリメントなどを摂取します。また表情筋の癖を取り除くためにできるだけ鏡を手元に置いて、無意識の自分の表情をチェックしましょう

しわは初期であれば十分ケアできます。深く刻まれてからではなかなか元に戻せません。早めに気づいて丁寧なスキンケアを継続することがしわを深めない1番の方法です。

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【シワの予防をもっと知る】

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