歯周病の治療法について解説します。病気の原因や症状、対策方法まで、健康づくりに役立つさまざまな情報など。

気になる病気や症状がある場合は調べてみましょう。

【歯周病の治療法】

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セルフケアで対応できない場合は歯科治療となります。中等度〜重度の歯周病の場合は麻酔で歯茎を切り開き、葉の根っこの歯石を徹底的に取り除くといった治療になる場合も。症状が軽度の人、歯周病が気にならない人も歯科で定期的に歯石をとってもらうことは必要です。噛み締めや食いしばりの癖がある人や口呼吸をしている人も歯周病になりやすいので、歯石除去に加え、それらの癖を改善することを指導されることもあります。


歯周病を歯科で治療する場合、どのような方法があるのでしょうか。歯周病の進行が進むほど治療も大事になっていき、麻酔をして歯茎を切開する治療になる場合もあります。

スケーリング・ルートプレーニング

歯周病の最も基本的な治療を“スケーリング・ルートプレーニング”といいます。歯周病の初期治療の中で最も重要な治療で、簡単にいうと歯周ポケット内部に入り込んだ歯石を取り除く治療です。
歯周病の原因である歯垢(プラーク)は毎日の歯磨き等で取り除く事が可能なのですが、実際には歯磨きの仕方が間違っていたりして完全に取り除けていないケースが多くあります。歯垢(プラーク)は時間が経てば歯磨きでは取り除くことができない「歯石」になり、歯石は歯周病菌の格好の棲家となってしまいます。歯石を早めに取り除かなければ、歯周病はどんどん進行してしまうのです。
具体的な治療方法としては、まず歯肉に若干の麻酔をして、専用の器具をポケット内部に入れ、歯の根に沿わすように上下に動かして歯石等の汚染物質を除去していきます。治療時間は歯数や部位、状態によるものの、概ね30~60分程度で、麻酔が切れた時に若干違和感はあっても、ズキズキとした痛みはないことが多いようです。
このスケーリング・ルートプレーニングによって歯石等を除去することで炎症が収まっていき、歯周ポケットの深さも浅くなり、歯周病の進行を抑え、症状の改善が期待できるのです。
ただし歯垢(プラーク)は食事をすれば歯や歯の周りに再び付着して行くので、いくら歯医者でスケーリング・ルートプレーニングを行っていても、毎日の歯磨き等で除去していかなければ再び歯石がついてしまいます。歯周病治療は歯医者での治療と同じくらい、もしくはそれ以上に普段からの正しい歯磨き習慣などが大切になってきます。

その他にも次のような治療法が併用されることがあります。

薬(抗生物質)

歯周病は歯垢(プラーク)によって歯周病菌という細菌に感染する病気です。そのため薬(抗生物質)を服用したり、歯垢(プラーク)が溜まっている歯周ポケット内に直接薬を挿入したりして、増殖した細菌を減少させていく治療もスケーリング・ルートプレーニングと同時に行われることがあります。 ただし薬(抗生物質)の使用はあくまでも応急処置的なもので、普段の歯磨きなどで歯垢(プラーク)を除去していかない限り歯周病は治ることはありません。

生活習慣の改善

歯周病は生活習慣病です。日頃の生活習慣によって歯周病になりやすくなったり、歯周病を治療しても治りづらくなることがあます。 病気、睡眠不足、ストレスを感じているときなど抵抗力が落ちているときは、細菌=歯周病菌に感染しやすくなるので、“十分な睡眠、適度な運動、ストレス解消”は歯周病を治療していくうえで欠かせません。
また、歯周病は糖尿病の第6の合併症といわれているように、糖尿病患者では歯周病の発症や進行のリスクが高い事が分かっています。さらに最近では、歯周病も糖尿病に影響を及ぼすと考えられるようになってきました。歯周病の予防、治療においては、糖尿病にならないような食事、よく噛んで食べるなど食生活を見直す事も必要なのです。ゴボウやキノコ類などに多く含まれる食物繊維は血圧上昇に悪影響を与える塩分を排出する働きがあり、糖尿病の予防に効果があるとされています。

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【歯周病をもっと知る】

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