足のむくみの対処法について解説します。病気の原因や症状、対策方法まで、健康づくりに役立つさまざまな情報など。

気になる病気や症状がある場合は調べてみましょう。

【足のむくみの対処法】

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足のむくみの対策として生活習慣を改善する方法もありますが、加工食品やスナック食品、アルコールを減らすと言った食生活からのアプローチも必要です。またむくみといえばカリウムが良いということが知られていますが、他にもむくみに良い成分はいくつもあります。体の巡りを良くするためにもむくみはしっかり対策し、むくみ知らずの体を目指しましょう。

日常生活での足のむくみの予防・対処法は?


1、長時間同じ姿勢を避けて、こまめに体を動かすようにする
座りっぱなしの多いデスクワーク中も、一時間に一回席を立つだけでもむくみの予防につながります。コピーをとったり資料を整理したりと用事を見つけたり、お茶を入れたりお手洗いにいくなど、こまめに席を立って、筋肉を動かすようにしましょう。


2、半身浴や足浴などで温めて血流を促進する
半身浴や足浴はもちろん、シャワーを冷水と温水交互にかけることでも、血行を良くすることができます。普段からデスクワークや立ち仕事をして足のむくみに悩んでいる人は、湯船の中や就寝前のふくらはぎのマッサージや、指の足を広げる、足枕(足の下に枕を置いて高くして寝る)などでケアをするのもおすすめです。


3、適度な運動を習慣にして筋力アップ
運動はジムに通うなどの特別なことをしなくても、階段の昇り降りやよく歩くことを意識して行うだけでもむくみの予防につながります。駅でエスカレーターを利用している人は、できるだけ階段を使うことをまずは習慣にしてみましょう。ただし、膝痛や腰痛がある人、心臓に病気がある人などは無理は禁物です。足の先を動かすと、ふくらはぎの筋肉も動き、血流促進になります。椅子に腰かけた姿勢でも、かかとを上げ下げすることはできるので、デスクワークをしながらでも行うことができます。


4、加工食品やスナック菓子など食品やアルコールの摂り過ぎを控える
塩分の多い食べ物を多く摂取すると体内の塩分の濃度が上がり、バランスをとるために体は水分を溜め込もうとします。同様にビールなどのアルコールの摂り過ぎでも、利尿作用により血液の濃度が高くなり水分を溜め込もうとしてしまうので、お酒の飲み過ぎや濃い味つけのおつまみの食べ過ぎなどには注意しましょう。


5、ツボ押し
左右の脚の裏側のふくらはぎの筋肉がアキレス腱に変わる部分に「承筋(しょうきん)」と呼ばれるむくみを緩和するツボがあるとされています。親指で円を描くように揉みほぐしてみましょう。

足のむくみ予防になる成分は?

・ビタミンB群
胚芽米や玄米、豚肉、うなぎ、大豆・大豆加工品などに多く含まれるビタミンB群は、むくみの原因になる老廃物の代謝に欠かせない成分です。


・カリウム
カリウムはスイカ・バナナなどの果物、野菜、キノコ、豆類、海草類などに含まれています。血液中のナトリウムとバランスをとって、余分な塩分を尿として排出するようにコントロールすることでむくみを予防します。


・マグネシウム
マグネシウムは、海苔やワカメなどの海藻類、アーモンド、大豆などに豊富に含まれています。人間が生きていく上で必要不可欠なミネラルの一種で、血行やリンパの流れを正常に整え、新陳代謝を促進させる効果があるとされています。タンパク質の合成に関わり、不足するとむくみの症状が現れることがあります。


・クエン酸
梅干やレモン、お酢などに多く含まれるクエン酸には、体内の新陳代謝を活発にして血液やリンパ液の流れを促す効果があると言われています。


・メリロート
メリロートとはマメ科シナガワハギ属の植物で、古くからハーブとして利用されてきました。むくみの改善や血行・リンパの流れをスムーズにする効果があるとして、最近注目されているサプリメント成分です。

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