抜け毛に良い食事について解説します。病気の原因や症状、対策方法まで、健康づくりに役立つさまざまな情報など。

気になる病気や症状がある場合は調べてみましょう。

【抜け毛に良い食事】

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食事やサプリメントなどは髪の毛の健康には関係ないと思ったら大間違いです。髪の毛も食べたものから作られています。そもそも髪の毛にしっかり栄養を届けるためには、体が健康である必要があります。内臓などに不調があれば、まずはそこに栄養が必要となりますので髪の毛は後回しになります。体調を整えた上で髪の毛に必要な栄養を意識的に取り入れましょう。

一度抜け毛や薄毛が気になると、何としても治したいと過剰なケアをしがちですが、頭皮も髪の毛も食べ物から作られています。食事を見直したり、足りない栄養素はサプリメントで補うこともしてみるとインナーケアになります。

抜け毛対策になる食事とは?

薄毛や抜け毛の予防には、バランスのとれた食事が欠かせません。髪の毛はたんぱく質ですので、髪の育成のためには、たんぱく質とたんぱく質を運ぶための燃料になる糖分、代謝を助けるビタミンやミネラル、良質な油などを普段の食事からバランスよく摂る必要があります。牡蠣や肉類、魚など動物性食品に多く含まれる「亜鉛」には、頭皮や毛髪の生まれ変わりを促し、過度な抜け毛を防止する効果があるとされています。食事やサプリメントなどで亜鉛をしっかりと摂取することも抜け毛の対策に繋がります。

抜け毛予防をサポートする成分は?

・オメガ3(n-3系脂肪酸)を含む食品

最近、薄毛予防や対策で注目されているのが、亜麻仁油に多く含まれるオメガ3(n-3系脂肪酸)という不飽和脂肪酸です。オメガ3は頭皮の状態を良くし、髪の毛にツヤを与え、育毛を促進作用があるとされています。特に女性の薄毛の原因の一つは加齢のために頭皮の細胞が老化してしまうことにあるため、頭皮のアンチエイジングをしてくれるオメガ3は薄毛の対策・予防に効果が期待できます。オメガ3は亜麻仁油の他にも、シソ油、青魚などに含まれています。

・イソフラボンを含む食品

イソフラボンは大豆に含まれるフラボノイドの一種で、女性ホルモンのエストロゲンと似た作用があるとされています。そのため女性ホルモンが低下する加齢による女性の薄毛や、出産後の抜け毛などに効果的です。また、男性ホルモンを押さえてくれる作用もあるためAGAの原因物質であるジヒドロテストロンの生成を抑え、女性だけではなく男性の薄毛対策にも有効と言われています。最近の研究では、唐辛子などに含まれる辛味成分であるカプサイシンとイソフラボンを同時に摂取することで薄毛に対する効果が高まることが明らかになっています。

・アミノ酸を含む食品

アミノ酸は髪の毛の栄養素の一つですが、アルコールを分解するときにも使用されます。飲酒の量が多いと、その分髪の毛に回るアミノ酸が足りなくなるため、髪が育ちにくく、薄毛を招く原因になってしまいます。過度な飲酒は健康にも害になるため、普段からお酒の量を控え、飲酒した際にはアミノ酸をしっかりと補給しましょう。アミノ酸は肉・魚・野菜・穀物など多くの食品に含まれる成分です。

アミノ酸の中でも特に薄毛対策に有効と言われているのは「L-リジン」という成分です。L-リジンは育毛剤に含まれるミノキシジルの効果を高めることで知られ、L-リジン単体でも男性脱毛症による抜け毛を抑制する効果があると言われています。L-リジンは大豆食品の中でも湯葉に多く含まれています。大豆食品は同じく薄毛に効果があるとされるイソフラボンも多く含むため、積極的に摂取したい食品です。

・ノコギリヤシ

男性型脱毛症であるAGAに効果的とされているのが、ヤシ科のハーブの一種であるノコギリヤシです。ノコギリヤシはAGAの原因とされるジヒドロテストロンという物質の生成を抑制し、薄毛や抜け毛を予防する効果があるとされています。

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【薄毛・抜け毛をもっと知る】

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