ストレスと自律神経
最近ではストレスが原因で何らかの疾病につながることが珍しくありません。強いストレスや過度なストレスを受け続けると、血管が収縮して血行が悪くなります。その結果、肩こりや冷え症になったり、胃や肝臓などの臓器の働きが低下します。また、ストレスが私たちに与える影響は肉体的なものだけでなく、精神的にもダメージを与えます。そこで重要になるのが「自律神経を整える」ということです。自律神経とは、私たちの身体を正常に機能させるために働いている神経のことで、私たちの意志では動かせない、という特徴があります。
例えば、髪の毛が伸びる、爪が伸びる、心臓が鼓動する、汗をかく、などといったことが自律神経の働きによるものとなります。自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に分けられます。それぞれの働きは真逆で、交感神経は興奮した時に働く神経です。イライラしたとき、喧嘩をしたときは心臓の収縮が盛んに行われ、脈拍数が増えます。そして血管も収縮するので血圧も上がります。逆に副交感神経はリラックス状態で働いている神経です。寝ているときや安静にしているとき、心が穏やかでいられるときというのは、呼吸も心臓もゆっくりと動いています。この2つの神経のバランスが崩れると「自律神経が乱れている」状態になり、心身ともに悪影響が出やすくなります。
自律神経とローヤルゼリー
私たちの身体の中で様々な情報を伝えるのに欠かせないのが「神経伝達物質」です。ローヤルゼリーには、アセチルコリンと呼ばれる神経伝達物質が含まれています。アセチルコリンは運動神経や副交感神経で脳からの刺激を伝達する役割を担っており、脳細胞の活性化やストレス緩和作用が期待されています。
また、アセチルコリンにはストレスによって乱れた自律神経を調整する作用もあります。アセチルコリン以外にも、ローヤルゼリーにはストレス緩和に役立つビタミンやミネラルが豊富に含まれています。何か一つでストレスが解消するというものではありません。多くの栄養素をきちんと補うことが、ストレス緩和に繋がるとともに、ストレスに負けない体作りにもつながります。
2005年にダイエット・部分痩せ専門クリニックとして渋谷DSクリニックを開院。 ダイエット専門医師としてダイエットにおけるあらゆる独自のノウハウを培ってきたパイオニア的存在。 ヒトが持つ本来の美しさを活かし、正しいダイエット方法を全ての人に伝える。的確なアドバイスが評判。