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ナットウキナーゼの血栓や
脳梗塞への効果・効能とは?

血栓の原因、ドロドロ血

血栓の多くは血液中に突然できるものではありません。一番の原因は血液の粘度が増し、「ドロドロ」になることです。血液がドロドロになる原因はコレステロールや脂肪、糖分の過剰摂取によって血液が汚されているからです。ドロドロの血液が血管内を通ると、血管壁が傷つけられたり、血行が滞ったりして、水分や栄養、酸素の運搬がスムーズにいかなくなります。

水分、栄養、酸素が不足した体内では正常な機能を保てなくなり、様々な体の不調を訴えるようになります。そしてその状態を放置しておくとドロドロの血液から血栓が発生し、動脈硬化が引き起こされるのです。この動脈硬化が心筋梗塞や脳梗塞などといった命に関わる病気の原因ともなるのです。

ナットウキナーゼで脳梗塞や脳塞栓症の
予防ができる!?

脳梗塞とは、脳に栄養を与える血管に障害が起こることで発生する脳血管障害の一種です。脳血管障害の原因としては、脳の血管が破損するタイプと、脳の血管が詰まるタイプの2種類あります。このうち、脳の血管が詰まる病気を「脳梗塞」といいます。脳塞栓はさらに2つのタイプに分けられます。1つ目は脳の血流が滞る「脳血栓」、2つ目は血栓ができて脳の一部の血流が完全に止まる「脳塞栓」です。特に脳梗塞は対応が遅れると麻痺や後遺症が残ることがあります。ナットウキナーゼには、これらの近分的な原因となる血栓を溶解するのを助け、脳梗塞や脳塞栓症のリスクを下げることが出来るのです。

さらに、ナットウキナーゼには同じ血栓溶解酵素として知られる「ウロキナーゼ」や「プラスミン」の生成・活性を促進する働きがあるので、体内で血栓ができにくい環境づくりに役立ちます。ナットウキナーゼは、血栓を予防する働きがありますが、そのほかにも血栓の予防策としてできることがあります。それは、不規則な生活、過度の飲酒、過度な糖質・脂質を含む食品、ストレス、睡眠不足、などを避けることです。毎日の生活習慣を正すことが血栓予防のみならず、様々な病気を防ぐことに繋がります。

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メディアージュクリニック青山 椎名邦彦院長

出産や高度不妊治療、若年層の月経に関するトラブル、婦人科疾患・ガンの治療と多岐に渡り、長年女性の一生に向き合う中で、健康や外見面の美しさ、内面的な充実、そしてアンチエイジング医療など、トータルな女性医療の重要性を実感。

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