レシチンの過剰摂取
レシチンは細胞にとって欠かせない栄養素であり、様々な疾病の予防や治療、神経のバランスを整えるなど、私たちが生活していくうえで嬉しいことばかりなので、たくさん摂りいれたい!と思われる人も多いと思います(レシチンの効果効能)。レシチンは普通の食品で摂取する分には過剰摂取の心配はほとんどありません。ただ、大豆アレルギーや卵アレルギーなどをお持ちの方は注意が必要です。アレルギー症状として吐き気やおう吐、発疹等が起こる場合があります(レシチンの種類)。
サプリメントで摂取する場合も、原材料をしっかりと確認しましょう。全ての栄養素で言えることですが、体に良いとされている一つのものをたくさん摂ったからといって、急に健康になったり、病気が治癒したりすることはありません。大切なのは毎日の食事を規則正しく、バランスよく摂るということです。
レシチンの摂取量
レシチンは成人で1日に3,000~6,000mg摂取することが望ましいとされています。しかし、実際のところ、日本人の食品摂取量からレシチンの量を換算すると、1日およそ1,000mg以下しか摂取されていないのが現状です。レシチンは大豆や卵黄をはじめとして、穀類、胡麻油、コーン油、小魚、レバー、うなぎなど、多くの食品に含まれています(レシチンを含む食品)。これらの食品の中でも私たちの体と相性が良いとされるものは植物由来のものです。動物由来のものは、コレステロールが多く含まれているものも多いため、脂質が気になる方は摂り過ぎに注意しましょう。レシチンを手軽に摂る方法としては、サプリメントもおすすめです。
しかし、レシチンは大豆や卵など、アレルギーのでやすい食品に多く含まれていますので、サプリメントなど、加工してある食品から摂取する場合は、パッケージの原材料名やアレルギー表示をしっかり確認し、安全が確認されたものを選びましょう。また、用法・用量を守って服用しましょう。食品やサプリメントなど、方法は人それぞれですが、毎日の生活でレシチンを上手に摂りいれて、健康的な体作りに役立てましょう。
血液、尿、唾液など生体から得られる情報と十分な問診をもとに、治療を行なうクリニックです。標準的な治療以外にサプリメント、天然ホルモンを用いた栄養療法、食事指導を重点的に行なっています。病気を根本から治療するのにあたって正確な診断が必要です。そのために当院では様々な方法をとっており、重篤な疾患の場合でもその根本原因に対する治療を行なっていきます。