レシチンにはどんな
効果効能があるの?

体の基盤を支えるレシチン

私たちの体には約37兆個の細胞があると言われています 。これらの細胞は毎日いくつかが死に、いくつかが生まれることによって常に細胞が新しいものに生まれ変わっているのです。これらの細胞の核や細胞膜に必ず存在するのが「レシチン」です(レシチンの種類)。

レシチンは細胞に必要な栄養や酸素を吸収し細胞内に取り込むとともに、不要な物質や老廃物を排泄する役目をしています(レシチンについて)。レシチンが不足すると、新しい細胞がうまく作れなかったり、栄養や酸素が充分に取り込めなくなったり、また、不要な物質や老廃物がうまくでていかなくなったりということによって細胞が不具合を起こす原因となります。つまり、レシチンは細胞を万全な状態で機能させ、私たちの体の基盤をしっかりと整えてくれる役目があるのです。

レシチンの効果・効能

レシチンの一番の役割は「界面活性剤」としての働きです。レシチンは油になじむ性質と水になじむ性質の両方を持っているのが大きな特徴です。油になじむ性質から血管内にこびりついたコレステロールを溶けやすくします。また、油と水の両方になじむ性質から細胞の中の老廃物を血液の中に溶かし込んで血行を良くします。現在、レシチンに期待される効果としては以下のものが挙げられます。

  • 1コレステロール値を下げ、動脈硬化の予防、胆石の予防
  • 2細胞の老化防止
  • 3脳の活性化を促すことによる記憶力の増大(レシチンと脳
  • 4神経細胞を活性化させることから、自律神経失調症、不眠症、神経衰弱、精力減退などを防ぐとともにこれらの回復
  • 5肌細胞を正常に保ち、シミやそばかすといった皮膚疾患を予防する
  • 6高血圧、心臓病、肝臓病、糖尿病、貧血、腎臓病、不妊症などの多くの疾患の予防や治療に有効
  • 7脂質のコントロールに役立つことから、ダイエット効果を期待され、肥満や妊娠中毒症を防止する
  • 8各細胞への栄養補給、新陳代謝を促す

このように、レシチンには多くの効果・効能が期待されています。しかし、レシチンだけを摂っていれば病気にならない、ということではありません。毎日の食事をバランスよく、豊かにすることが健康維持のポイントです(レシチンを含む食品)。

profile

宮澤医院 宮澤 賢史

血液、尿、唾液など生体から得られる情報と十分な問診をもとに、治療を行なうクリニックです。標準的な治療以外にサプリメント、天然ホルモンを用いた栄養療法、食事指導を重点的に行なっています。病気を根本から治療するのにあたって正確な診断が必要です。そのために当院では様々な方法をとっており、重篤な疾患の場合でもその根本原因に対する治療を行なっていきます。

レシチンに関するその他の解説