レシチンと脳の関係
レシチンにはいろいろな役割がありますが(レシチンの効果効能)、レシチンは脳に良い、レシチンで記憶力アップ!などとよく耳にします。レシチンと脳にはどのような関係があるのでしょうか。記憶をつかさどっている脳では、神経細胞が張り巡らされており、そこで情報の伝達を行っています。脳を構成する神経細胞のグループをニューロンといいます。そしてニューロン同士をくっつけている結合部分をシナプスと呼びます。私たちはシナプスで分泌される神経伝達物質であるアセチルコリンによって受信した情報を全体に伝達したり、記憶としてとどめたりしています。もちろん、とどめた記憶を引き出すことも行っています。
レシチンはこの神経伝達物質であるアセチルコリンの材料となっているのです。そのため、レシチンが不足することによって神経伝達物質であるアセチルコリンの量が減り、情報の伝達がうまくいかなくなります。その結果、記憶力の低下や物忘れの原因ともなります。
普段の食事でしっかりとレシチン摂って、記憶力や集中力UPだけでなく、認知症の予防も役立てましょう(レシチンを含む食品)。
自律神経の乱れにもレシチンは有効?
最近はストレス社会と言われるように、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまい、自律神経に支障をきたしている人が多くいます。ストレスの原因は、仕事や人間関係、プライベートなどと人それぞれですが、頭痛や不眠など、自律神経のバランスが崩れていることに気付いたとしても、病院に行く人はほとんどいません。そんな時にオススメなのがレシチンです。レシチンは神経伝達物質の材料となります。神経伝達物質が不足することで、脳だけでなく、筋肉や内臓、筋肉までもがうまく働かなくなってしまいます。
レシチンをしっかりと補うことで神経伝達物質も十分に作られて自律神経のバランスが整い、自律神経のバランスの乱れが原因で起こっていた頭痛や不眠、イライラなどの症状が緩和されることが期待されています。自律神経のバランスが整うことで、集中力や記憶力の向上によって仕事の効率アップにもつながります。毎日の生活をより快適にするためにも、食事にレシチンを上手に摂りいれていきましょう(レシチンの種類)。
血液、尿、唾液など生体から得られる情報と十分な問診をもとに、治療を行なうクリニックです。標準的な治療以外にサプリメント、天然ホルモンを用いた栄養療法、食事指導を重点的に行なっています。病気を根本から治療するのにあたって正確な診断が必要です。そのために当院では様々な方法をとっており、重篤な疾患の場合でもその根本原因に対する治療を行なっていきます。