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発芽玄米とGABAの関係は?

発芽玄米とGABA

玄米よりも発芽玄米に特に多い成分はガンマアミノ酸で、通常GABAと呼ばれているものです。GABAの量を比べると、100gあたり白米が1mg、玄米が3mg、発芽玄米は10mgです。この成分は哺乳類の脳や脊髄に存在するアミノ酸で、たんぱく質を形成するアミノ酸とは異なります。GABAは神経伝達物質として脳の血流を良くして酸素を取り込み、細胞を活性化する働きが認められています。GABAは眠っている間に作られるので、質の良い睡眠をとっていないと不足しがちです。GABAが不足するとイライラしたり、体調不良を起こしたりしますが、この不足は食物でも補うことができるという研究結果が出ています。

GABAは腎臓の働きを活性化し、利尿作用を高めて血液中の塩分を排出し血圧を下げる効果があります。肝臓の機能も高まるので、アルコール分解が進み二日酔いの改善を促します。血液中のコレステロールや中性脂肪を抑える働きにより、肥満・糖尿病を防ぐ効果もあるのではないかと注目されています。

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サプリ編集部

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