コンドロイチンの原料となるのが、
じつはグルコサミンなのです
関節対応のサプリメントには必ずといっていいほどグルコサミンにコンドロイチンが配合されていることが多いのですが、このグルコサミンとコンドロイチンの関係性とは、どのようなものなのでしょう。グルコサミンは人の体内でグルコースとグルタミンより合成(産生、生産)される非常に小さな分子量のアミノ糖ですが、このグルコサミンはコンドロイチンやヒアルロン酸の原料になっています。したがって加齢に伴いグルコサミンが合成される量が減ることにより、水分を送り込んで軟骨を潤すコンドロイチンの生産能力も大幅に減ってしまいます。
25歳を過ぎるとコンドロイチンの量が20分の1に減ってしまうという事実
25歳を過ぎると急激にコンドロイチンの生産量が減り、必要量の20分の1程度になってしまうという臨床データもあるようです。グルコサミンは軟骨を構成する役割を担い、コンドロイチンは関節に栄養素や水分を運んで、軟骨に潤滑性、弾力性を与える役割を持っています。コンドロイチンにとってグルコサミンは原料であると同時に、「同じ職場で働くパートナー」のような関係であるといえばわかりやすいでしょうか。理想的な摂取目安量はグルコサミンが1,500mg、コンドロイチンが1,200mgであるとされていますので、サプリメントを選ぶときに含有量を確認してみるとよいでしょう。
血液、尿、唾液など生体から得られる情報と十分な問診をもとに、治療を行なうクリニックです。標準的な治療以外にサプリメント、天然ホルモンを用いた栄養療法、食事指導を重点的に行なっています。病気を根本から治療するのにあたって正確な診断が必要です。そのために当院では様々な方法をとっており、重篤な疾患の場合でもその根本原因に対する治療を行なっていきます。