カプサイシンの副作用
カプサイシンは唐辛子の辛味の元となる成分です。私たちは舌にある味覚神経によって甘味や苦味などといった味覚を感じることが出来ます。しかし、辛味というのは味覚ではなく、痛みに分類されるのです。これは、痛覚神経が刺激されることによって感じられるのです。そのため、「辛い」というのは「痛い」という感覚に相当します。
カプサイシンには美容と健康に関して様々な効果がありますが(カプサイシンの働き)、その反面、副作用もあります。例えば、肩こりの改善に用いられる温湿布。この温湿布にはカプサイシンを含ませることによって、血行を促進する役割がありますが、カプサイシンの刺激によって皮膚にピリピリとした痛みを感じたり、赤みをおびたりすることがあります。そのため、皮膚の弱い人やかぶれやすい人は注意が必要となります。また、カプサイシンを多量に摂取すると、胃腸に刺激が与えられ、胃が荒れたり、腸内環境が乱れたりする原因にもなります。腸内環境が乱れると、肌荒れの原因にもなりますので、胃腸が弱い人は特に注意が必要です(カプサイシンの毒性)。

カプサイシンの適量は?
カプサイシンは食品由来の成分ですので、食べる量に関しては個人差があります。しかし、刺激の強い成分ですので、過剰摂取には注意が必要です。1回の食事で唐辛子を使用する量は、粉末状の唐辛子で大さじ1/4杯、鷹の爪では1本、豆板醤やコチュジャンを含む唐辛子調味料は小さじ1杯程度が適量の目安とされています。またカプサイシンの致死量も計算されています(カプサイシンの摂取目安量)。
胃腸が弱い人や辛いのが苦手だけどカプサイシンを取り入れたい、という人は、サプリメントで摂取したり、料理では唐辛子の量を減らしたりと、自分に合ったものを選びましょう。また、カプサイシンを上手く料理に取り入れることで、塩分の摂取量が抑えられます。カプサイシンの辛味によって塩分濃度が低くても料理がおいしく食べられるのです。高血圧などで塩分制限が必要な人や、濃い味になりがちな人にはおすすめです。カプサイシンに限らず、多くの食品には良い作用がある反面、過剰摂取によって健康を害するものもあります。1つの食品に頼り過ぎるのではなく、色々な食材を使って適量をおいしく食べることを心がけましょう。

現代人のストレスと疾患の関係に注目すると共に、東洋医学と西洋医学を融合させた独自の理論に基づき、芸能人やマスコミ関係者等のストレスが多く美への意識が高い方たちへの漢方カウンセリングを行ってきた。 現在、渋谷DSクリニックにおいて、DS美容漢方を提唱している。



