原液ではなく薄めたものを飲む
黒酢は食品であって医薬品ではありません。1日の目安量は定められていませんので、基本的には好きなように摂取してかまわないのですが、香りや味の刺激が強いので、原液での摂取はすすめられません。胃が荒れてしまう可能性もありますので、必ず何かお好みのドリンクなどで薄めて飲みましょう。それでも黒酢の刺激が強いと感じる方は、食中や食後に摂取すると胃への負担が和らぎます。また、当然たくさん飲めば良い、というものでもありませんので、1日に飲む量の目安はスプーン2杯程度の20ml~30ml。一気に飲もうとせず、何回かに分けて飲みます。ドリンクとしての摂取が苦手な方は、料理に使用することでおいしく摂取できる方法もあります。黒酢ドレッシングや黒酢ジュレはサラダとの相性がとても良いですし、肉類を黒酢で煮る事で、とても柔らかくコクと風味豊かなお肉料理ができあがります。スーラータンなどのスープにしてもおいしくいただくことができます。
なお、黒酢そのものではなく、黒酢のエキスをソフトカプセルなどに詰めたサプリメントタイプで摂取することも可能です。サプリメントタイプの黒酢は、黒酢独特の風味が少し苦手という方にとっても飲みやすくなっています。サプリメントタイプの摂取量は、例えば1日に2粒など、その商品ごとによって異なります。商品が定めた用法・摂取量に従って摂取するようにしましょう。
ダイエット目的なら運動前美肌目的なら夜寝る前に摂取
体内の新陳代謝は1日のうち夜に最も活発に行われます。ですから、黒酢を夜寝る前に摂取すると、体内の新陳代謝が更に促進されます。美肌効果を目的としている方は、黒酢を使った料理を晩御飯に食べるのがおすすめです。ドリンクとして摂取できる方は、寝る前に一杯飲むと黒酢のパワーを存分に取り入れることができると思います。
また、黒酢の脂肪燃焼パワーを取り入れたい方は、運動する前に摂取することでより効果をあげることができます。ウォーキングなど出かける前に飲むとよいでしょう。
現代人のストレスと疾患の関係に注目すると共に、東洋医学と西洋医学を融合させた独自の理論に基づき、芸能人やマスコミ関係者等のストレスが多く美への意識が高い方たちへの漢方カウンセリングを行ってきた。 現在、渋谷DSクリニックにおいて、DS美容漢方を提唱している。