鉄分による副作用
普段の食事で鉄分を摂取している分には過剰症や副作用はほとんどありません。過剰症や副作用が症状となって現れるのは、鉄剤やサプリメントなどで多くの鉄分を積極的に摂りいれている場合がほとんどです(鉄分の摂取目安量)。鉄剤で最も多い副作用は、胃がムカムカしたり、吐き気がしたりするなどの胃や腸などの消化器症状です。これは鉄分が胃や腸の刺激をすることによって現れる症状です。処方された鉄剤を服用している方は、医師と相談し、自分に合った量を服用するようにしましょう。サプリメントはパッケージの表示にある用法・用量をしっかりと守って服用しましょう。
鉄分は体の中で必要な量が保たれるようになっています。そのため、一度に多量に摂ったからといって鉄分不足が改善されるわけではありません(鉄分とは)。鉄分不足にならないためには、少量でも毎日摂り続けることが大切です(鉄分不足)。

鉄分の利用率を上げるためには
鉄分は体内での吸収率が良くないうえに、食品によっても吸収率がまちまちです。摂取するのが難しいとされる鉄分ですが、鉄の利用率を上げて上手に鉄分補給をしましょう。一緒に摂取すると鉄分の吸収率が高まるのは以下の栄養素・食品です(鉄分の吸収を阻害する成分)。
たんぱく質ヘモグロビンはたんぱく質と鉄が結合して生成されるため、一緒に食べましょう。
ビタミンC三価鉄を二価鉄に還元することで、体内での吸収率を高めます。ビタミンCは野菜や果物に多く含まれます。
ビタミンB6造血作用があります。レバーやマグロ、鮭などに多く含まれます。
ビタミンB12ビタミンB6同様、造血作用があります。レバー、牡蠣、ハマグリ、鮎、いわしなど、肉類よりも魚介類に多く含まれます。
葉酸葉酸もビタミンB群のひとつで、造血作用があります。レバーや大豆、ほうれん草やブロッコリーなどに多く含まれます。
銅肝臓に貯蔵されている鉄分を使うのに必要な栄養素です。海老、イカ、牡蠣、大豆、レバー、ゴマなどに多く含まれます。
毎日の食事で様々な食品を組み合わせ、上手に鉄分を補給しましょう。
鉄は体内の代謝に非常に重要な成分です。 多すぎても少なすぎても害を及ぼします。体内の量を測定する事をお勧めいたします。

血液、尿、唾液など生体から得られる情報と十分な問診をもとに、治療を行なうクリニックです。標準的な治療以外にサプリメント、天然ホルモンを用いた栄養療法、食事指導を重点的に行なっています。病気を根本から治療するのにあたって正確な診断が必要です。そのために当院では様々な方法をとっており、重篤な疾患の場合でもその根本原因に対する治療を行なっていきます。




