フィッシュコラーゲンとは?

牛のBSE問題がきっかけで注目され始めた

フィッシュコラーゲンとは名前の通り魚のコラーゲンのことです。マリンコラーゲン、または海洋性コラーゲンなどと呼ばれることもあります。主にサメ、サケ、マグロなどの魚の骨や皮、鱗などを原料としたコラーゲンが一般的です。もともと、コラーゲンの原料はほとんどがウシから作られていました。しかし、2001年に狂牛病(BSE)問題が発生してから、魚から生成されるコラーゲンの需要が一気に高まったのです。マリンコラーゲン、海洋性コラーゲンというと響きは悪くありませんが、開発当初は魚独特の臭いをどのように軽減するかという課題がありました。

現在ではこの課題がクリアされ、鱗などを処理して白色化、酸処理を行った粉末状のフィッシュコラーゲンは、臭いも味もほとんど癖のない状態で商品化されています。飲み物に溶かしたり、サプリメントとして直接摂取したりできるようになっています。

分子量が少なく飲料として利用しやすい

フィッシュコラーゲンは原料から加工され、最終的には粉末状になるわけですが、この粉末は平均分子量が数千の低分子コラーゲンの形態になっています。通常のコラーゲンの分子量が約30万ですから、フィッシュコラーゲンの分子量は少ない事が分かります。要するに、フィッシュコラーゲンは通常のコラーゲンより、コラーゲンを形作る一つ一つの物質がある程度小さい形になっているため、摂取する際に水に溶けやすい、吸収しやすいなどの利点があると言えます。この特徴も、フィッシュコラーゲンが市場で多く利用されるようになった大きな理由の一つです。

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メディアージュクリニック青山 椎名邦彦院長

出産や高度不妊治療、若年層の月経に関するトラブル、婦人科疾患・ガンの治療と多岐に渡り、長年女性の一生に向き合う中で、健康や外見面の美しさ、内面的な充実、そしてアンチエイジング医療など、トータルな女性医療の重要性を実感。

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