コラーゲンはニキビに効果あり?

ニキビができる原因は

しわやたるみとコラーゲンの関係についてお話してきましたが、では、ニキビとはどのような関係があるのでしょうか。まず、ニキビができるメカニズムについて簡単に解説します。ニキビの主な原因は過剰に分泌される皮脂が考えられます。

肌の新陳代謝がうまくいかずに、皮膚に残ってしまった古い角質や皮脂汚れなどが混ざり合って毛穴が詰まり、そこにアクネ菌と呼ばれる菌などの影響で炎症が起きます。これがニキビです。その他の原因として、過剰なストレスによるホルモンバランスの変化や、間違ったスキンケア方法によって肌に汚れが溜まってしまうなどのケースも考えられます。

コラーゲンで肌のターンオーバーをスムーズに

ニキビの原因が、スキンケアのやり方や過剰なストレスなどであれば、それらを解消する方法を考えた方がよさそうですが、肌の新陳代謝がうまくいかない状態が根本的な原因であるならば、コラーゲンもまったく無関係ではなくなってきます。表皮の細胞は、毎日毎日生まれ変わっているのですが、その細胞一つ一つの周期がだいたい28日周期だと言われています。これが肌の新陳代謝、別名ターンオーバーです。コラーゲンは細胞と細胞をつないで酸素や栄養素を取り入れたり、逆に体内の不必要な老廃物を取り除く経路を作ったりしています。

ですから、コラーゲンの量が十分であれば、ターンオーバーがスムーズに行われやすくなるのです。肌の新陳代謝が悪いためにニキビができてしまっているのであれば、体内でのコラーゲンの合成を意識した食事や生活習慣をこころがけるとよいでしょう。ニキビの改善だけでなく、ニキビの予防、ニキビ跡のケアにおいても、肌のターンオーバーを整える事は重要です。ただ、コラーゲンを摂取したことでかえってニキビが増えた、悪化したなどという話もたまに聞かれます。コラーゲンはもともと私たちの体の中にあるタンパク質ですので、基本的にはニキビの原因となっている可能性は考えにくいのですが、もしコラーゲン料理を食べた際にニキビが出たとすれば、その料理に含まれていた脂肪の方に原因があるかもしれません。

また、サプリメントによってコラーゲンを摂取した際にニキビが出たのであれば、その商品の原料に問題があった可能性も考えられます。 何由来のコラーゲンを使用しているのかチェックしてみてください。ただ、ニキビの原因は最初に紹介したように様々な要因が考えられますので、単純に○○を食べたからニキビができたとは限らないと言えます。

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メディアージュクリニック青山 椎名邦彦院長

出産や高度不妊治療、若年層の月経に関するトラブル、婦人科疾患・ガンの治療と多岐に渡り、長年女性の一生に向き合う中で、健康や外見面の美しさ、内面的な充実、そしてアンチエイジング医療など、トータルな女性医療の重要性を実感。

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