アセロラとは?
アセロラはキントラノオ科ヒイラギトラノオ属の植物です。和名は「バルバドスサクラ」「バルバドスチェリー」「西インドチェリー」。ビタミンCを豊富に含むので「ビタミンCの王様」との異名を持ちます。ビタミンCが多いのは、アセロラの成長過程で強い紫外線から身をまもろうとするからです。原産地は西インド諸島で、15世紀の大航海時代にスペイン人、イギリス人によって世界に広まりました。サクランボに似た形状からスペイン人が「セレーザ(さくらんぼ)」と名付けています。日本へは1958年に沖縄に初めて輸入。現在最大の栽培地はブラジルです。
樹木は2~3mの高さに成長し、直径2cmほどの白色や桃色の小さな花をつけます。実は2~3cmほどの大きさで香りはりんごに似ています。酸味の強い種類は「バーモント」「レーボルク」など。ビタミンCが甘味種より豊富で、ドリンク剤などの加工用に使われます。甘味種は「フロリダスィート」「マノアスィート」「ルビートロピカル」「チェリータイ」などがあり、加工用のほか生食用となります。
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