実はコラーゲンそのもの!鮭の皮は美肌効果たっぷり

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美肌成分たっぷり!?
「鮭の皮」

突然の質問ですが、あなたは鮭を食べる時、皮まで食べますか?食べませんか?
私はいつも鮭は皮まで美味しくいただくようにしています。皮まで意識して食べるようになったきっかけは、何年も前の話ですが知り合いの小学生に、「お弁当に入っているおかずで、鮭の皮が一番好きー!」と言われた事でした。思わず、「えー?!鮭の皮ってそんなに美味しいっけ?」とその場では、聞き返してしまいましたが、何だか気になって後から色々調べたのです。すると鮭の皮には意外と栄養が含まれていて、とっても体に良いことを知りました。

鮭の皮の栄養はコラーゲンそのものだった!!

特徴的な栄養素はコラーゲン。鮭の皮自体がコラーゲンそのものなのです。この皮をグツグツ煮るなどの方法で抽出したものは、マリンコラーゲンやフィッシュコラーゲンなどと呼ばれ、健康食品や化粧品、医療の分野などで活用されています。牛などを原料とした動物性のコラーゲンより、吸収率が高い、純度が高いなどのデータがあり、多くの支持を得ているコラーゲンです。

また、皮のすぐ下の脂質には、DHAやEPAといった不飽和脂肪酸がたっぷり含まれています。皮をはぐと、その部分も食べ損ねることになるので、やはりもったいないと言えます。

皮には他にもカルシウムやビタミンB2などの栄養素が含まれており、もともと栄養価の高い鮭の身の部分と合わせて食べると、非常に万能な食材だと言えます。

ただ、鮭は焼いた時に皮が焦げやすく、焦げた皮は食べにくいですよね。焦がさないように注意が必要です。今からの季節であれば、鮭を鍋物に入れる料理は、皮を焦がすこともなくお手軽なのでオススメです。

鮭のぶつ切りと野菜を味噌仕立てのスープで煮込む石狩鍋なんて、いかがでしょうか?コラーゲンたっぷりのお鍋ですから、健康にも美容にも最適です。この冬は鮭を皮までまるごと食べられる石狩鍋で、体をぽかぽか温めましょう!

コラーゲンの効能については専門医も詳しくその効果効能、摂取目安量についてサプリメント大学でも解説していますので是非チェックしてみてくださいね。コラーゲンを摂っても意味がない、という情報がありますが、実は正しく摂取すればそんなことはないのです。

著者プロフィール

磯村 優貴恵

立教大学コミュニティ福祉学部卒業後、大学院では臨床心理学を学ぶ。その後、臨床心理士となり教育現場でのスクールカウンセラーとしての活動や、 EAPにおける産業カウンセリングに従事。メディカルサプリメント指導士・食育指導士の資格を取得するなど、栄養指導の知識も有し、心身両面からのメンタルサポートをモットーに活動中。