タンニンの副作用・服用の注意点
タンニンは食品などから過剰摂取すると、腸の粘膜が刺激され、下痢になることがあると報告されています。緑茶や紅茶であっても、飲み過ぎると胃腸の具合が優れないと感じる人は摂取量に注意してみましょう。
◎薬との飲み合わせに注意
薬をお茶で飲んではいけない、ということを聞いたことがあると思います。これは医薬品の成分がお茶に含まれるタンニンによって効果を弱めてしまうことが懸念されるからです。もちろんサプリメントも同様です。そもそも医薬品やサプリメントは、お茶で飲むようには設計されていません。やはり白湯かお水で飲んだほうが効果が得られるものなのです。
◎食べ物との組み合わせに注意
タンニンと鉄分の摂取についても聞いたことがあると思います。鉄分には、レバーや卵黄に含まれる「ヘム鉄」とほうれん草や大豆といった植物性の食品に含まれる「非ヘム鉄」の2種類がありますが、非ヘム鉄のほうはタンニンと結合しやすく、吸収を妨げてしまいます。一方、ヘム鉄のほうはタンニンの影響は受けないことがわかっています。
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