ローズヒップとビタミンC
ローズヒップは「ビタミンCの爆弾」と呼ばれるほどビタミンCが豊富です。含有量は100g中942mg、これはレモンの10倍以上の量ともいわれます。ビタミンCは抗酸化作用が高く、紫外線から肌を守る働きも有します。コラーゲンの生成を促し、肌のターンオーバーを促進することから、アンチエイジングを気にする人や美白・美肌を目指す人に必須の成分です。ビタミンCを十分に摂ることで、免疫力が高まり吹き出物やにきびの予防・改善にもなります。通年を通して、風邪や感染症の予防、健康維持にもビタミンCは欠かせません。
一般的にビタミンCは加熱に弱いのですが、ローズヒップのビタミンCは酵素やビタミン様物質(ビタミンに似た作用を持つ物質)であるビタミンPがサポートしてくれるので、壊れることがないばかりか、効果をさらに高める働きがあるといわれています。ローズヒップにはビタミンEも含まれますが、ビタミンEも肌のターンオーバーを促し過酸化脂質で毛穴が緩んでいるのを予防する効果があります。ビタミンEは通常は役割を果たすと酸化して排出されるのですが、ローズヒップのビタミンEはビタミンPによって何回も再生されるという優れた特徴があります。
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