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梅肉エキスに含まれる
クエン酸の作用とは?

梅肉エキスに含まれるクエン酸の作用

梅肉エキスの成分であるクエン酸には強い殺菌作用があります。大腸菌、O157、ピロリ菌、サルモネラ菌、チフス菌、赤痢菌、コレラ菌などさまざまな菌の増殖を抑えることがわかっています。唾液にはパチロンというホルモンが含まれており、活性酸素を除去して細胞を活性化するので、アンチエイジング効果があるといわれますが、梅肉エキスのクエン酸も摂取後に唾液の分泌を促進するので、パチロンのはたらきをサポートします。さらに、唾液とともに胃液の分泌も活性化して、消化吸収を高めるサポートもしてくれます。クエン酸の適度な刺激は、腸のぜんどう運動を正常に保ち、下痢や便秘にならないように調整する作用も持ちます。

梅肉エキスの成分であるメムフラールとクエン酸が相乗効果を発揮することで、血液がサラサラになり血流がよくなるといわれます。血液中にコレステロールがたまるのを防ぐ効果もあり、血栓ができにくくなることから動脈硬化や高血圧を予防することも期待されているのです。血流が改善されれば、慢性的な冷え症や肩こりなども起こりにくい体になります。

さらにクエン酸には、エネルギー代謝にかかわるクエン酸サイクルを促進する働きがあるため、疲労の回復にも効能があります。動物性たんぱく質など酸性食品を摂りすぎると体内の酸とアルカリの濃度のバランスを整えるために、血液中のカルシウムが尿に入り、シュウ酸と結合して尿路結石になりやすくなりますが、クエン酸にはこの症状を予防・改善する作用も認められています。カルシウムの吸収率を30%高めて骨粗しょう症を予防するはたらきや、肝臓を保護・強化して二日酔い防止、脂肪肝やウイルス性肝炎の予防などにもはたらきます。
まさに万能の梅肉エキス。どんな健康食品をとっていいかわからない、という人にまずおすすめできる食品なのです。

梅肉エキスに含まれるクエン酸の作用

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サプリ編集部

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