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ペクチンとはどのような成分?

ペクチンとはどんな成分?

ペクチンは野菜や果物に含まれる食物繊維の一種で、特に多く含まれるのは、りんごや柑橘(かんきつ)類です。ペクチンには水溶性と不溶性があります。水溶性のペクチンは細胞をつなぎ合わせる接着剤のような役割をもち、果物の皮に多く含まれる成分です。不溶性のペクチンは細胞壁に存在してセルロースを保護します。若い果実に含まれますが、熟してくると水溶性ペクチンに変化します。
ペクチンは1825年アンリ・ブラコノーが抽出に成功し、ゼリー化(ゲル化)する作用から、ギリシア語の「pektos(硬い)」にちなんで「pectin(ペクチン)」と名付けました。ペクチンが持つ酸、砂糖が反応してゼリー化する性質を利用して、お菓子のゼリーや果実ジャムなどの加工食品が作られています。

ペクチンとはどんな成分?

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サプリ編集部

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