ヌクレオチドとは?
ヌクレオチドとはヌクレオシドにリン酸基が結合した物質です。(ヌクレチオド(nucleotide))の「nucleo」は「核の」、「tide」は「結合した」という意味です。ヌクレオチドは日本においてのローマ字読みで、英語では「ニュークリオタイド」と発音します。ヌクレオチドを構成するヌクレオシドは、五炭糖(単糖類で炭素を5個含む物質)にプリン塩基かピリミジン塩基がグリコシド結合(糖とほかの糖またはアルコールが脱水してできる結合)したものです。ヌクレオシドは細胞の分裂・増殖をコントロールするDNA(デオキシリボ核酸)・たんぱく質を合成するRNA (リボ核酸)の構成成分になっています。
ヌクレオチド結合体であるポリヌクレオチド、DNA、RNAは生物から作られる食品のほとんどに含まれており、体内に取り入れることで効率よくDNA・RNAを作り、生命を維持することができるのです。ヌクレオチドにはDNAを作る材料となるデオキシリボヌクレオチドとRNAの材料となるリボヌクレチドがあります。リボヌクレチドからデオキシリボヌクレオチドが作られます。
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