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必須ミネラルとは
どのような成分なの?

生命維持に欠かせない16種類の必須ミネラル!!

約100種類ものミネラルの中で、生命維持に欠かせないミネラルを必須ミネラルといい、16種類あります。16種類の必須ミネラルの詳細は、以下の通りです。カルシウム(Ca)、リン(P)、カリウム(K)、硫黄(S)、塩素(Cl)、ナトリウム(Na)、マグネシウム(Mg)、亜鉛(Zn)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、セレン(Se)、鉄(Fe)、銅(Cu)、マンガン(Mn)、モリブデン(Mo)、ヨウ素(I)です(ミネラルの種類)。

ミネラルは、身体の構成成分になったり、体内の生理機能や代謝などの生命活動を維持したりする大事な役割を担っているにもかかわらず、体内では合成されません(ミネラルの働き)。そのため、ミネラルは食物として外部から摂る必要があります。

厚生労働省では、「日本人の食事摂取基準(2010年度版)」の中で、16種類の必須ミネラルのうち、13種類のミネラルについて1日に必要な摂取量の基準を定めています。13種類のミネラルの詳細は、以下の通りです。カルシウム(Ca)、リン(P)、カリウム(K)、ナトリウム(Na)、マグネシウム(Mg)、亜鉛(Zn)、クロム(Cr)、セレン(Se)、鉄(Fe)、銅(Cu)、マンガン(Mn)、モリブデン(Mo)、ヨウ素(I)で、これらの必須ミネラルが不足した時には、欠乏症が発生します(ミネラルの摂取量)。

必須ミネラルも2つに分類されます

16種類の必須ミネラルは、1日に必要とされる摂取量により、大きく2つに分類されます。過剰摂取をすると副作用が生じる場合もありますが、基本的には不足しないよう積極的に補いたいものばかりです(ミネラルの副作用)。

  • 1主要ミネラル身体が正しく機能するために、1日に必要とされる摂取量が100mg以上のミネラルです。
    カルシウム(Ca)、リン(P)、カリウム(K)、硫黄(S)、塩素(Cl)、ナトリウム(Na)、マグネシウム(Mg) の計7種類です。
  • 2微量ミネラル身体が正しく機能するために、1日に必要とされる摂取量が100mg未満のミネラルです。
    亜鉛(Zn)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、セレン(Se)、鉄(Fe)、銅(Cu)、マンガン(Mn)、モリブデン(Mo)、ヨウ素(I) の計9種類です。

profile

ナチュラルクリニック代々木 佐野正行 先生

豊橋市民病院や名古屋大学医学部付属病院 腫瘍外科(第一外科)、国立がん研究センター中央病院 外科などで、3000人以上の消化器系の疾患(主に腫瘍)の患者さんに対して、外科医として治療に携わってきました。 現在は、ナチュラルクリニック代々木で、サプリメントを併用した食生活改善の指導を行っています。

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