ED(インポテンツ・勃起障害・勃起不全)解消
マカには、含まれる各種ビタミン、ミネラル、アミノ酸、その他の栄養素の相乗作用によって身体の免疫力や活力はもちろん、精力も高めていき、下半身の血流を良くする働きがあり、インカ帝国の時代から、マカは精力増強に用いられてきました(マカの働き)。とくに、マカに含まれるアルカロイドやステロール、デキストリンなどは生理活性物質とも言われており、勃起不全を改善する働きがあります(マカと不妊症)。
アルカロイドは、ストレス性のED(勃起障害、勃起不全)に効果があるといわれている成分です。アルカロイドを摂取すると過敏になった神経が静まることで大脳中枢の疲労が緩和され、正常に勃起が起こるようになります。ステロールは精子の増量を促進し、デキストリンは陰茎活動の血流を活発にすることで勃起不全の改善に役立ちます。また、精液を生産する前立腺は亜鉛を多く必要とするため、これが不足すると精子数が減少すると言われています(マカと亜鉛)。
不妊は女性だけの問題ではありません!
不妊で悩む夫婦は全国に多数いますが、不妊の原因は男性側、女性側の両方にあり、ほぼ同数と言われることもあります。男性側の不妊の原因はED(インポテンツ)などの性交障害や、精子の数の減少、精子の運動量が少ない(精子自体に元気がない)精子の異常のために受精ができないことなどが挙げられます。WHO(世界保健機関)の発表では、精子の運動率が20年前は80%だったのに対しで、現在は20%まで落ちたと言われています。
日本でも、精子数・精子の運動率ともに低下が目立っています。低下がみられるのは中高年だけでなく、20代の若者にも同じような状況が起こっているのです。性機能を維持するために、多くの栄養素がありますが、その1つとして「セレン」があります。体内のセレンの多くは生殖器に存在しています。セレンは射精とともに失われていきますので、セレン不足は性機能の低下を招きます。マカにはセレンが多く含まれていることもあり、男性の性機能維持・向上にも役立つのです。また、マカに含まれるアミノ酸の一種、アルギニンは男性の生殖細胞を構成している成分の大半を占めており、これが生殖器官を刺激しています。また、マカに含まれるミネラルの一種、亜鉛も「セックスミネラル」と言われるほど、男性の性機能維持に密接に関わっています(マカの成分)。
ただし、マカを摂取したからといって何かすぐに変化が起こるわけではありません。体の調子が整い、精力的にも問題がなくなるというイメージですから、まずは健康状態を整えるためにマカを利用するようにしましょう。
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