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葛の花由来イソフラボンの機能性に関する科学的根拠

葛の花由来イソフラボンの
機能性に関する科学的根拠

葛(くず)はマメ科の植物で、秋の七草の一つにも数えられる、日本でも馴染のある植物です。その葛の花に含まれるイソフラボンの健康機能に注目が集まっています。

その理由として、葛の花由来イソフラボンには、お腹にたまった脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)の低減化をサポートする機能が備わっていることが報告されているからです。この作用については、既にトクホ商品でも認知されていますが、機能性表示食品の成分としても知られるようになりました。

ここではその機能性が認められた背景について、実際に採用されているエビデンスを基に紹介いたします。

肥満気味の方の内臓脂肪の
低減化をサポート

葛の花由来イソフラボンの機能性に高い注目が集まっていますが、特にお腹の脂肪や体重、胴囲、腰囲に与える効果を検証する研究が盛んに行われています。

国が指定した検証方法に準じ、その対象者を肥満Ⅰ度(BMI25以上の軽度の肥満を示す基準)とし、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)を摂取するグループと、プラセボ(葛の花由来イソフラボンを含まないもの)を摂取するグループに区別。

一定期間中、摂取し続けた後、それぞれの腹部脂肪面積、体重、胴囲を調査したところ、葛の花由来イソフラボンを摂取したグループにおいて、有意な低下が認められ、その主たる摂取量は22.0~42.0mg/日と報告されています。

ポッコリお腹や、増え続ける体重を何とかしたいけれど過剰な食事制限や、無理なダイエットだけは避けたい…。葛の花由来イソフラボンは、健康的なダイエットに関心を持つ人の間で話題の成分で、サプリメントなどで補うことが可能です。また青汁やスムージーなどに添加されている商品も多く販売されています。お腹の脂肪やウエスト周りが気になる方は一度試してみるのも良いでしょう。

 
参考文献
消費者庁機能性食品届出データベース
東洋新薬プレスリリース

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サプリ編集部

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