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ギャバの機能性に関する科学的根拠

ギャバの科学的な根拠とは?

ギャバの機能性に関する研究は、多くの大学や研究機関で行われています。その結果、ギャバには外部からの刺激によって生じた、ヒトの精神的なストレスを緩和させる機能があると報告されています。

ストレスの度合いを測定する指標として、微弱な精神的ストレスに対しても早期に反応するタンパク質のひとつ「クロモグラニンA」や、身体的な強いストレスに影響が現れる「コルチゾール」、そして「脳波」などがありますが、各研究論文によると、ギャバを含む食品を摂取した際、上記のストレス指標にも変動が現れた結果も報告されています。
その内容については以下の通りです。

1.脳波(α派)を増加させる

ギャバを摂取したことで、ヒトや動物が安静(リラックス)している時の脳波状態である「α波」の増加または減少抑制が確認され、その結果、精神的ストレスを緩和させるギャバの機能性が認められました。

2.クロモグラニンAの上昇を抑える

クロモグラニンAとは、ストレスを客観的に測定する指標の一つで、強いストレス状態に置かれると、唾液中に高濃度に含まれる特徴があります。研究結果によると、ギャバを含む食品を摂取した場合、クロモグラニンAの減少または上昇の抑制が確認され、その有効性が認められると判断されました。

3.コルチゾールの上昇を抑える

コルチゾールとは、副腎皮質から分泌されるホルモンで、糖質コルチノイドの一種。過度なストレスを受けると分泌量が増えることから「ストレスホルモン」とも呼ばれています。ギャバには、その分泌量の上昇を抑える効果があると研究結果でも認められています。

いかがでしたでしょうか?現代社会においては、ストレスは避けて通れない問題ですが、身心ともにリラックスしたい欲求も高まっている中、ストレスを改善する機能性食品の成分としてギャバに注目が集まっています。

お米、飲料水、キャンディなど、身近な食品にもギャバが配合されておりますので、ストレスが気になる方は意識的に取り入れてはいかがでしょう。

 
参考文献
消費者庁機能性食品届出データベース
ギャバ・ストレス研究センター

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サプリ編集部

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