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コーヒーは糖尿病予防に繋がる?

コーヒーと糖尿病の関係

国民病ともいわれる糖尿病。なかでも生活習慣によって引き起こされる2型糖尿病患者が急増していることが問題となっています。糖尿病になると合併症が起こりやすくなり、なかでも人工透析が必要になったり、視力が低下したり、手足にしびれや筋肉の萎縮が起こると、生活の質そのものが著しく低下します。
糖尿病を予防するには生活習慣のなかでも肥満を予防することと、運動習慣を持つことが大切だということがわかっています。特に日本人は一見痩せ型の体型であっても2型糖尿病になりやすいことがわかっているため、食事の内容が重要なのです。

国内のコホート研究データによれば、コーヒーを飲む人とコーヒーをほとんど飲まない人では、コーヒーを飲む人のほうが糖尿病のリスクが2割くらい少ないことが発表されています。さらに1日に5〜6杯のコーヒーを飲む人は糖尿病の発症が少ないという調査結果もあるのです。
コーヒーのどの成分が糖尿病の予防の鍵となるのかは完全には解明されていません。しかしコーヒーの中のカフェインが体内でPGC1αというミトコンドリア機能の制御に重要な働きをする遺伝子を増やす働きがあるのではないか考えられています。しかしコーヒーにはさまざまな成分が含まれているため、カフェインだけ作用ではなく複合的な作用かもしれないと研究が進められています。

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サプリ編集部

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