「健康な食事」の認証マークってな~に?

新機能性表示制度ってなぁ~に?

「健康な食事」の認証マークってな〜に?

その1 健康な食事が摂りやすくなるマークができるってホント?

機能性表示は外食には適用されません。またコンビニやスーパーのお惣菜、お弁当などの「中食」は加工食品ですが、機能表示食品として条件をクリアすることが難しいと推測されます。
そのような状況のなかで厚生労働省は、炭水化物やタンパク質など必要な栄養素の摂取基準を満たした「中食」を「健康な食事」と認証し、表示できるマークを定めました。主食を表す黄色、主菜を表す赤、副菜を表す緑色からなる新マークは、4月から表示できるようになります。また、このマークのついた食事は、主食のカロリーが300kcal未満、玄米などの精製度の低い穀類を2種含む、肉や野菜などの主菜は250kcal未満、炭水化物は合計40~70gまで、タンパク質は10~17gまで、副菜は150kcal未満、野菜は100〜200g、合計650kcal未満、食塩も3g未満と厳格に定められています。
お弁当1食単位だけでなく、1品ごとでも認証されるのもポイントです。例えば、おにぎりやパンといった主食には黄色部分のみ。魚やお肉の主菜には赤色だけ。自分で3色を上手に組み合わせれば「健康な食事」が完成するのです。外食や中食の多い働き盛りのサラリーマンやOLは上手に利用してみるとよいでしょう。