女性に嬉しい!かぼちゃの栄養成分とは

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女性に嬉しい!
かぼちゃの栄養成分とは

夏野菜!と聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか?
トマト、ナス、キュウリ、とうもろこし、ピーマン、みょうがなど、カラフルな野菜を連想される方が多いと思います。
今回はその夏野菜のひとつ「かぼちゃ」に含まれる栄養素や美味しいものを選ぶコツをご紹介します!

女性に嬉しい!3つのかぼちゃ栄養成分はコレ

かぼちゃには数多くの栄養素が含まれているのですが、その中でも今回クローズアップしたいのが、女性に起こりがちなお悩みを解決してくれる次の3つの栄養成分。

カロテン
カロテンは「黄色~オレンジ」の色素成分で、ビタミンAと同様、髪の健康やお肌の潤いを保つ働きがあります。さらに粘膜の乾きを防いでくれることから、ウイルスなどの侵入を予防し体調を崩しにくくしてくれるというメリットも。
カロテンは油と相性の良い栄養素なので、炒めたり、揚げ物にしたり、お肉などと一緒に組み合わせたメニューにすると、効率よく摂り入れることができますよ。
カリウム
かぼちゃだけにとどまらず、野菜や果物全般に多く含まれているのが「カリウム」という成分。
この成分には体内の余分な「ナトリウム」を排出する働きがあるといわれています。
水分を引き込む性質があるナトリウムを排出することから、塩分の摂りすぎによるむくみを解消。
食物繊維
体の大掃除をしてくれる食物繊維もかぼちゃのワタの部分に多く含まれています。
食物繊維は現代の日本人に不足がちといわれていますので、かぼちゃのワタの部分も、調理してみてくださいね。

美味しいかぼちゃ選び・3つのポイント

今夜、かぼちゃを使ったおかずを1品加えよう!と思った方、まずは美味しいかぼちゃを選ぶコツをおさえておきましょう。
スーパーでどのかぼちゃを選べばよいか迷ったら、次の3つのポイントを参考にしてみてくださいね。

色…たくさん光を浴びて栄養を蓄えたかぼちゃはふっくらとしていてきれいな深緑色をしています。
外側の皮が深い緑色をしているものを選ぶようにしましょう。
カットしてあるものは、中が濃い黄色(オレンジ)であるかもチェック!

重さ…ずっしり重いということは、乾燥しておらず、みずみずしい(新鮮な)状態ということ。
持った時にずっしりと重みがあるかをチェック!

実の厚さ…カットしてある場合、左右で実の厚さが対照的であることがおいしいかぼちゃの証拠。
実の厚さが左右対照かをチェック!

いかがでしたか?
美容と健康に嬉しく、煮ても、焼いても、揚げてもおいしいかぼちゃをぜひ今夜のおかずに加えてくださいね。

著者プロフィール

磯村 優貴恵

管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る