食事制限なしで食べても太りにくい体になる方法

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食事制限なしで
食べても太りにくい体になる方法

太らない食べ方「プレミール」に注目

「欲しいものは?」と聞かれ「食べても太らない体」と答える人は少なくありません。「私、食べても太らないの〜」という羨ましい人もいますが、食べた分だけ体にしっかり蓄えられてしまう方が普通です。かといって、食べることはやめたくない、でも特別な運動はしたくない。。。

そこで最近編集部が注目しているのが「プレミール習慣」。プレミールとは食事(meal)の前(pre)にちょっとしたことをプラスし、できるだけ太りにくくしようと心掛けることです。

「最初に食べる」「プレミール習慣」からはじめる

有名なのが「ベジタブルファースト」。食事をする時に、メインディッシュに行く前に、野菜を5分ほどの時間をかけて咀嚼することで、満腹感を早めに得られるだけでなく、その後に続く食事による血糖値の急激な上昇を抑えることに役立ちます。この方法は「食べる順番ダイエット」としても知られていますよね。またサプリにも登場してくれている、イソフラボン研究で有名な石渡尚子先生は、豆類から先に食べる「ソイファースト」をオススメしてくれています。実はソイファーストにすればベジファーストよりも食物繊維が豊富に摂れ、もちろん血糖値の急激な上昇を抑えてくれて満腹感も得られますし、豊富な栄養素も摂取できます。ちなみに大豆は蒸し大豆にすると摂取効率が良いとのこと。でも野菜や大豆に限らず、血糖値の急激な上昇を抑える食品には他にもいろいろあるのです。例えばヨーグルト、キノコ類、海草類など。これらの食材をメインディッシュの前に食べておくのがプレミール習慣なのです。

また意外かもしれませんが、食前にフルーツを食べておくのも良いプレミールです。というより、フルーツを食後に食べるのは望ましくないとさえいわれます。空腹時であればフルーツは胃に入ってから、わずか20〜30分で腸に達し、私たちの体にスムーズに栄養分をとどけてくれますが、食後に摂取すると他の食品と混ざり合い、長時間胃に留まり腐敗の原因になったり、消化不良のまま腸に送られたりします。これではせっかくのフルーツの栄養素が十分に吸収されません。野菜同様、フルーツも食前に食べた方が消化吸収はスムーズで、尚かつ健康にも良いのです。

最も簡単なプレミールはやはりドリンク類。食事の10分くらい前にコップ1杯のお水や白湯を飲んでおくことも食べ過ぎ防止になりますし、青汁やトクホ、機能性表示食品のドリンク類を飲んでおくのもプレミールになります。

ステップアップしたい人は行動によるプレミール習慣をプラス!

例えば軽い運動。激しい運動をするとお腹が空き過ぎてしまいますが、ウォーキング程度の運動であれば、食欲を抑える効果が期待できますし、食事の前のストレッチも過食を防ぐといわれます。また意外なものでは入浴。入浴後は体の表面の血流が良くなり、胃腸などの血行は低下するためその分食欲が抑えられるのです。小皿に分けて食べる分を視覚的に把握しておくこと、テレビやスマホから離れて食べること、最初の一口でとにかくよく噛む習慣をつけることなどもプレミールになりますね。

とにかく秋の味覚を満喫しながらも、スリムとヘルシーは維持できるように意識しましょう。