暑い夏こそ「菌活」で乗り切る

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暑い夏こそ
「菌活」で乗り切る

婚活や妊活などに続き、密かに話題となっている「菌活」。
菌活とは発酵食品やきのこといった「菌」を含む食品を積極的に食べること。
菌活をすれば腸内の善玉菌が増え、腸内環境が整ってきます。
そして腸内環境が整えば自律神経も整うので、毎日を元気に過ごすことにつながります。暑い夏こそ「菌活」で夏バテ対策をしてみてはいかがでしょう?

よく知られる菌を含む食材たち

菌を含む食材にはいくつか種類がありますが、女性に一番人気で身近なのがヨーグルト。
ヨーグルトにもいろいろな種類がありますが、その種類によって含まれている菌も異なります。
定番のビフィズス菌や乳酸菌だけでなく、最近はガゼリ菌、ラブレ菌なども有名です。

そしてこの菌ごとに役割が少しずつ異なることをご存知でしょうか?
例えばビフィズス菌は腸内環境を整えるのに役立ちますが、乳酸菌はビフィズス菌の働きをサポートする、といったようにそれぞれ役割があるのです。

色々なヨーグルトを試して自分にあった菌を探すことができれば、あなたも菌活上級者。

他に有名な菌といえばきのこ類。きのこは菌そのものです。
免疫力を高める効果や、美肌には欠かせないビタミンB群が豊富に含まれているなど、美容と健康には欠かせない食材。
夏はさっぱりとマリネでいただくのがオススメです。
きのこには食物繊維も豊富に含まれるので、腸内のデトックスにも不可欠。

夏のとっておき菌活ドリンクはコレ

そしてここ数年夏になると注目される、とっておきの菌活ドリンクが「甘酒」。甘酒には2種類あります。
一般的なものが酒粕を薄めて砂糖を加えるタイプで、お正月に振る舞われるものです。
もう1つが炊いたご飯に麹を加え、醗酵させるタイプ。
こちらが菌活にオススメの甘酒です。
このタイプの甘酒はノンアルコール、ノンシュガーのものがほとんどで、お子様から妊婦さんまで安心して飲めるのも嬉しいポイント。

甘酒には冬のイメージがあるかもしれませんが、江戸時代までは夏の飲み物で、甘酒という言葉は今でも夏の季語です。
麹によってブドウ糖になったお米の栄養素が体内にスムーズに吸収されるため、疲れた体に速やかにエネルギーを送り、別名「飲む点滴」ともいわれます。
疲れた夏の体にもってこいのスーパードリンクこそ甘酒なのです。

でも、なんといっても一番の菌活は和食の生活を意識すること。
ぬか漬け、納豆、お味噌汁などはすべて菌活の代表選手。
菌活なんて言葉を知らなくても、和食生活を心がけていれば、夏バテしらずで過ごせそうです。