ヒアルロン酸を多く含む
食品にはどんなものがある?

動物性食品の普段口にしない部分に多く含まれる

私たちの身体でヒアルロン酸が多いのは皮膚、眼球、軟骨で、これはほかの動物においても同じです。具体的な食品を挙げると、魚の目玉、鶏冠、豚足、フカヒレ、スッポン、鶏皮、手羽、ウナギなどです。また、てんぐさや海ブドウなどぬめりのある海藻にも多く含まれています。どちらも毎日口にするような食品ではないと思います。

さらに、食品にふくまれているヒアルロン酸は分子量が非常に大きいため腸から吸収されにくい状態です。熱にも弱いため加熱調理によってヒアルロン酸の持っている効果や効能が失われてしまいます。以上のことから天然の食品からヒアルロン酸を補うよりも、サプリメントを利用することが現実的です。

ヒアルロン酸サプリメントの原料

ヒアルロン酸のサプリメントや健康食品は、鶏冠など動物由来で作られるものもありますが、近年は乳酸菌や連鎖球菌からバイオ技術によって生産されることも多くなってきました。動物由来のものもバイオ製造のものも、抽出方法によってメリット、デメリットがあります。ヒアルロン酸は熱に弱いため、抽出する際に壊れやすいものです。そのため抽出方法によっても効果の違いが現れてきます。

美容目的なのか、関節痛の予防目的なのかなど、利用する目的によって選んでもいいかもしれません。動物由来のもの、バイオ製造のもの、どちらも高い技術によって生産されているので安全性は高いとされていますが、ご自身で利用するヒアルロン酸がどんな原料からできているかということを知っておくことも大切です。

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メディアージュクリニック青山 椎名邦彦院長

出産や高度不妊治療、若年層の月経に関するトラブル、婦人科疾患・ガンの治療と多岐に渡り、長年女性の一生に向き合う中で、健康や外見面の美しさ、内面的な充実、そしてアンチエイジング医療など、トータルな女性医療の重要性を実感。

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