ほっこりかぼちゃと生姜のポタージュ

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かぼちゃと
生姜のポタージュ

こんにちは!管理栄養士の磯村です。
朝晩は手袋が欠かせなくなり、特に雨の日はひんやりする日が多くなりました。冬が近づいてきているのを実感しているという事ですね。
そんな中、気をつけていただきたいのが・・・「体を温める」こと。
東洋医学の考えの一つに病気ではないけれど、病気になりうる状態のことを指す「未病」というものがありますがこれに代表されるのが「冷え」です。
からだの冷えは血流が悪くなるだけではなく、肩凝りや生活習慣病の原因に…。
体を冷えから守るには、「温める」ことが大切なのです。
そこで今回は体を温ためるレシピをご紹介します。

材料

  • かぼちゃ1/3玉
    (約300g)
  • たまねぎ1/2個
  • 牛乳200ml
  • バター10g
  • 生姜15g
  • 250ml
  • 鶏がらスープ(顆粒)小さじ1
  • 塩・胡椒適量

作り方

  • 1かぼちゃは一口大に切っておく。
  • 1たまねぎ、生姜はスライスしておく。
  • 1鍋にバターを入れて火にかけ、シュワシュワと音がしたら、たまねぎと生姜を入れてよく炒める。
  • 2かぼちゃを加えてさっと炒める。
  • 3かぼちゃ全体に油が回ったら、水と鶏がらスープのもとを入れて中火で5~10分、かぼちゃが柔らかくなるまで煮る。
  • 4かぼちゃが柔らかくなったら火を止めてミキサー(ハンディブレンダー)で滑らかになるまで混ぜる。
  • 5(ミキサーの場合は再び鍋に戻して)牛乳を加えて塩胡椒で味を整えたら完成。

栄養ポイント

<かぼちゃ>
夏野菜の代表といわれるかぼちゃですが、実はこの時期のものが一番美味しく糖分をたっぷり蓄え、甘くホクホクしているのですがかぼちゃには抗酸化作用のあるβ-カロテンや、体の大掃除をしてくれる食物繊維など、美容と健康に嬉しい栄養素がたっぷり♪

<生姜>
ここ数年、冷え性対策の定番となった「生姜」には辛味成分である「ジンゲロール」や「ショウガオール」という成分が含まれています。
ジンゲロールは生の生姜に多く含まれており、免疫力アップをサポートしたり、殺菌作用が期待されているのです。
ショウガオールは加熱した生姜に多く含まれ、体の隅々まで温める働きがあります。
これから冬にかけて体を温めたい!というときは、いつものお料理に炒めた生姜をちょこっとプラスしてみるといいでしょう!

著者プロフィール

磯村 優貴恵

管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る