クマノミドー眼科 熊埜御堂 隆先生

健康情報を提供する専門家一覧

眼のことならお任せ!判りやすい説明が人気

クマノミドー眼科 院長 熊埜御堂 隆先生

経歴

北里大学医学部卒業後、慶応義塾大学医学部眼科教室入局。
・ 日本眼科学会専門医
・ 北里大学医学部眼科非常勤務医

インタビュー

中野区で眼科医として診察・治療にあたる熊埜御堂隆院長。わかりやすい説明に定評がある。特殊なケースや難治性・緊急性の高い疾患については大学病院や総合病院へ紹介してもらえる他、先生自身も月に1回大学病院へ出張し診療・治療を行っている。場合によっては往診もお願いできる。

まずはクリニックのコンセプトと主に行っている
治療内容について教えてください。

クマノミドー眼科は東京中野区で、眼科全般、眼に関する病気について診察と治療をしています。コンタクトレンズやメガネのこと、緑内障やドライアイ、アレルギー性結膜炎など、眼の不安があればなんでもお任せください。特に大学での臨床研究を活かした「コンタクトレンズに関するトラブル」や「円錐角膜に対する特殊コンタクトレンズ装用」に関しては得意分野です。緑内障に関しては早期治療に力を入れ、辛い症状でお困りの方が多いアレルギー性結膜炎の診療にも力を入れています。

円錐角膜とはどんな症状なのでしょうか?
またコンタクトレンズの処方には特徴があるのですか?

円錐角膜とは黒目の中心部分が円錐状に突出してくる病気で、10代前半に発病することが多いようです。最初は視界がぼやける程度ですが、次第に物が何重にも見えたり歪んで見えたりするようになります。遺伝やアトピー、コンタクトレンズの装用が原因とも言われますが、この病気は原因がはっきりしておらず、またメガネでは視力矯正が難しいというのも特徴です。

初期の場合を除きメガネやソフトコンタクトレンズでは矯正できないため、基本的には一般のコンタクトメーカでは作成していない特殊なハードコンタクトレンズの装用になります。特殊ハードコンタクトレンズを正しく装用することで病気の進行を止める効果も期待でき長年にわたり社会生活に十分耐えられる視力を確保できます。

コンタクトレンズ取り扱いの注意点とはどんなことでしょう?

コンタクトレンズはメガネに比べて幾つかのメリットがあります。見え方の質が良かったり、視野が広がったり、スポーツにも向いています。その一方で使い方を誤れば失明につながるような重大な眼病を引き起こすこともあるのです。涙が極端に少ない方や、眼のアレルギーが強い方などはもちろんコンタクトレンズを使用することができませんが、正しい取り扱いができない方もコンタクトは使用すべきではないのです。特にソフトコンタクトレンズは汚れやすく、レンズの汚れは非常に危険で感染症やアレルギーの原因にもなり兼ねません。

コンタクトよりレーシックのほうが良いのでしょうか?

近年はレーシック手術による近視矯正も盛んになっていますが、長期の安全性は確立されているとは言えず、再手術の可能性もあります。特に手術した眼は元にもどらない事が最も危惧されます。コンタクトレンズはその点安全です。
特に円錐角膜などへのコンタクトレンズの処方には非常に高い技術が必要です。レンズの微妙な違いが症状を大きく左右し、誤ったレンズを使用すれば症状が進行することもあるため、やはり専門医が必要なのです。そこで私は北里大学病院で特殊コンタクトレンズ外来も担当しています。

最後に患者さんへメッセージをお願いします。

当院は住宅街にありますが、入り口にはスロープを設置し車椅子の方でも安心して通院していただけるようにしています。また視力検査に不慣れなお子様も安心して対応できる検査室を設けています。診断の際には、最新のビデオカメラシステムを使用し、医師の視線と同じ状態で症状の説明を行いますので、患者さんが自分の症状をきちんと理解した上で治療に取り組めるようになっています。もちろん付き添いの方にも、同じ画面をご確認いただきながら症状や治療方法をご説明しますので、ご家族の方まで安心していただけるような治療方法で、皆さんで患者さんをサポートしていければと思います。

基本情報


大きな地図で見る

  • 所属クマノミドー眼科
  • 所在地東京都中野区中野5-18-9
  • 最寄り駅中野駅
  • TEL03-3388-5395
  • ホームページhttp://www.kumanomido-eye.com