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- あやこいとう クリニック 伊藤 史子 先生
昭和大学医学部卒業。昭和大学形成外科教室昭和大学形成外科医局に入局。日本医科大学のCCM（日本医科大学高度救命救急センター）での研修を受ける。以後、都立荏原病院整形外科、西尾市民病院形成外科、清恵会病院形成外科、太田西ノ内病院形成外科、昭和大学病院形成外科、自由が丘クリニック、こころと体の元気プラザ内形成外科、松倉クリニックなどで勤務。2011年にあやこいとうクリニックを開院。
加齢とともに起こる体の変化（老化現象）や病気のリスクを事前に予防しようという医療が「予防医療」であるが、そこにはこれから生まれてくる赤ちゃんが健康であるために母体を整えておくという行為も含まれる。あやこいとうクリニックの伊藤史子院長は予防医療を多角的に提案してくれるエキスパートだ。
クリニックのコンセプトと主に行っている
治療内容について教えてください。
当院では通常の保険診療から自由診療まで対応しており、子どもからお年寄りまで、当院に来ていただければ一通りのことは終わることを目指しています。入り口は風邪や水虫、ニキビといった不調であっても、体調が良くなると他の部分もより積極的に改善してみようと考える患者さんは多く、その場合に予防医療やアンチエイジング医療を行います。病気や老化を予防し、進行を防ぐための医療です。治療方法はさまざまですが、当院ではいずれも体の内側から働きかける方法です。さらにシミやシワ、脱毛などに対する外側からのアプローチの治療も行っています。
伊藤先生の細やさが感じられるクリニックですが
開業された経緯をお話しください。
勤務医の頃はもちろん大変な責任とやりがいがあり、寝る間も惜しんで仕事をしていました。子育てと仕事の両立が大変だと思うこともなく夢中でした。しかしいろいろな病院での勤務を通じ、形成外科のスキルや美容皮膚科の治療だけでなく、予防医療を学ぶ機会を得ることができました。とくにナチュラルホルモン補充療法や分子栄養学を学んだことは１つの転機です。
もともといろんなことをやりたいタイプで、製薬会社や医療機器メーカーにも足を運んで異業種とも関わりたい、学会でも年に２回は発表したい、講演もしたい、プライベートでは子育てでもしっかり子どもに関わりたいと思っていました。漫然と仕事をするのではなく、イノベーションしながら成長したいのです。開業して自分の理想が追求できるようになりました。
ところでプレナタルケアとは珍しい取り組みだと思いますが。
プレナタルとは海外で広まっている妊娠前の予防医療です。日本でもぜひ普及させたいと考えて名付けました。健康な赤ちゃんを産むためには妊娠中ではなく、妊娠前から母体を整えておく必要がありますがまずは血液、尿検査からご自身の体調を詳細に把握していただき、必要な療法を行います。例えば遅延型のアレルギーは母体を通して胎児に移行するので妊娠中から食生活に気をつけることで赤ちゃんの食物アレルギーを予防することになります。出産と育児において、知っていたほうが良いことが実はたくさんあります。例えば夜泣きも栄養法で軽減できるのです。
他にも特徴的な治療法はありますか？
ナチュラルホルモン補充療法があります。ホルモン補充療法はこれまでも更年期障害の治療等に用いられてきましたが、乳がんのリスクなどの可能性が指摘され問題視される傾向があります。
ナチュラルホルモンと合成ホルモンは別ものです。合成ホルモンはヒト固有ホルモンとは化学構造が異なりますが、ナチュラルホルモンはヒト固有ホルモンと化学構造が同一で副作用が少なく安全性の高さも証明されています。必要最小限を補充するので、更年期からPMS（月経前症候群）の治療にもおすすめです。
患者さんへメッセージをお願いします。
すべての治療方法は私自身や家族、そしてスタッフでしっかり体験し、自信の持てるものだけを取り入れています。どんなお悩みでご相談にいらっしゃった方にも、現在の症状や施術方法についてじっくり説明し、治療した結果や患者さんが望む結果がどこまで得られるのか、という説明もしっかりしています。治療後のアフターフォローの徹底やお電話やメールでの無料カウンセリングも可能です。一人ひとりに時間をかけるため、当初のお悩みとは別の問題を引き出せることも多いです。一般的に「高い」と思われている予防医療の検査も、予算や症状のレベル、年齢などに応じて必要最小限を提案するため、地方から来るお客さんも多くいます。お悩みがあればお気軽にご相談ください。
- 所属あやこいとう クリニック
- 所在地東京都 世田谷区奥沢8-33-6
- 最寄り駅東急自由が丘駅
- TEL03-6411-6024
- ホームページhttp://www.ayakoito-clinic.com/
