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サプリメントについて一問一答、ズバリ答えます

サプリメントを購入しようと思ったときに「本当に変化を体感できるのか」「どれを買ったらいいのか」など、疑問を持ったことはないでしょうか。ここではみなさんが感じているサプリメントに関する素朴な疑問についてお答えします。

その1 サプリメントの効果について

【 Q1 】継続して飲まないと変化を体感できないのですか?

最低でも1ヶ月は同じ成分を継続して摂取したほうが良いでしょう。サプリメントは日々の食生活で摂取できない栄養素や、日々の生活で失われがちな栄養素を補い、体質そのものを底上げする目的で使用します。食事から必要な栄養素を補うのが理想ですが、栄養素中心で献立を考えればカロリーオーバーになますし、忙しく欧米化された現代人の食事内容はバランスが大きく乱れています。野菜・果物に含まれる栄養素は10年前に比べると減少していると報告されていますし、ビタミンやミネラルは加工によって壊れやすいのです。基本的なサプリメントを継続して摂取することで、はじめて「なんとなく調子がいいかも」という体感が得られるでしょう。

【 Q2 】どうしても「気休めなのでは」と思ってしまいます。

サプリメントを摂っていれば健康になれるわけではありませんが、上手に利用すれば気休めではなく変化を体感できるでしょう。サプリメントはあくまで足りない栄養素を補う役割を担っています。つまりマイナスだったものをゼロベースに近づける役割です。また私たちの体は栄養素だけで作られているのではなく、睡眠や運動も必要です。栄養素は口から入ればOKということでもなく、咀嚼をすることや食材を丸ごと食べることで十分な機能を発揮します。そのため特定成分だけを過剰に摂取しても無意味であることさえあります。ですからバランスの良い食事と運動、そして睡眠にサプリメントを加えることが大切で、そうすれば変化を体感できるのです。

【 Q3 】海外のサプリメントのほうが良さそうな気がします。

海外のサプリメントと日本のそれを比較すると、海外製は種類が多く、価格帯も手頃なものが多くあります。日本製のサプリメントのなかでも栄養補助食品は飲みやすいように設計されている他、摂取回数や摂取目安量も十分に考慮されています。またトクホ商品はそこに美味しさが加わっていて、世界的にも評価されています。しかしそれ以外のいわゆる健康食品については曖昧な部分が多いため、現在新しい表示方法などについて検討されています。日本製あるいは海外製だから良さそうということはありません。日本製のものであっても成分は海外由来のものも多くあります。そのため表示を読む力、自分で責任を持って選ぶ力が必要になるのです。

【 Q4 】カプセルによって違いはあるのですか?

カプセルは形態や成分によって分類できます。一般的に分類すると「形態」にはハードカプセルとソフトカプセルがあります。ハードカプセルは、ビタミンBやビタミンCなど水溶性の成分を閉じ込めるのに適した素材です。一方ビタミンA、E、D、KやコエンザイムQ10などは脂溶性成分であるためソフトカプセルのほうが適しているのです。「成分」にはゼラチン、HPMCなどがあります。機能性成分によってはカプセルの成分によって吸収されやすくなったり、中身を腸まで届けることができたりするのです。そのためカプセルの設計にまでこだわった商品を選ぶのも1つです。

その2 サプリメントの選び方について

【 Q5 】製品が多く、何を基準に選べばいいかわかりません。

必ず表示をチェックしましょう。まずは本当に欲しい成分が含有されているか、また1粒にどのくらいの量が含有されているかを知る必要があります。同じ成分でも2,000円で60粒のAと1,000円で60粒のBではBのほうが安く感じられますが、1粒に含まれる有効成分の量がAは20gmg、Bが3mgだとしたら、Aのほうが実質的には安いということになります。また他に混ざっている機能性成分や添加物が自分にとって必要なものかどうか、一日の摂取目安量や価格が続けられそうな設定であるかも重要なポイントです。原料がどんなものなのかにも注意する必要があるでしょう。詳しくは「サプリメントの正しい選び方」をご覧ください。

【 Q6 】同じ成分なのに金額にばらつきがあるのはなぜでしょうか?

製品の開発や製造工程にこだわりがあったり、原料が貴重なものであったりすれば、それらが値段に反映されるのは当然です。また大量生産できない製品も高いものが多いといえます。高いから良い、安いから悪いということはありません。ただし、高いものにはそれなりの背景があるはずですから、そのことについて製品の表示や企業のホームページから納得できることが理想とえいます。またサプリメントは少なくとも1〜3ヶ月の継続が大切ですから、継続できないような価格の製品は最初から手を出す必要がないものといえるでしょう。

【 Q7 】「栄養機能食品」「栄養補助食品」「健康補助食品」の違いは?

栄養機能や栄養補助、健康補助など、様々な呼び名を聞いたみなさんは、これらの違いについて疑問を持たれる方も多いと思います。そもそも健康食品とは、日ごろの食生活で不足しがちな栄養素を補給するための食品全般のことを指し、サプリメントもこの一種です。この疑問を解消するには、まずサプリメントとは何か、健康食品との違い、医薬品との違いについて知る必要があります。 詳しくは「サプリメントの定義」をご覧ください。

その3 サプリメントの摂取方法について

【 Q8 】サプリメントを摂れば野菜を摂らなくてもいいのですか?

答えはNOです。サプリメントを摂っていれば健康になれるわけではありません。サプリメントの問題点の1つが「咀嚼」が不要なところにあります。噛んで唾液と混ざることで消化吸収される栄養素もあれば、栄養素によっては体内で代謝されることで全く違う分子に変化して働くこともあるのです。これは特定成分を純粋に分離あるいは合成したアイソレートサプリメントでは起こりえない現象です。栄養素はチームワークで働きます。食事中や食後すぐに摂取したほうが良い理由も、食事から摂取する栄養素とチームワークで働かせたいからです。何より健康とは栄養素だけで維持できるものではありません。運動、睡眠、心の状態も大きく影響しています。

【 Q09 】摂取量について気をつけることはありますか?

摂取量について、摂取目安量があるものについてはそれを守る必要があります。大量に摂取したからといってプラスになるというわけでもなく、余分なものは排出されてしまいます。ムダにはなってしまいますが排出されれば良い方で、大量摂取することで体内に蓄積され弊害が生じることもありうるのです。これは全ての食品に言えることですが、大量摂取は栄養の偏りが生じるので危険です。バナナやヨーグルト、玄米といった食品であっても同じです。最近言われなくなりましたが「1日30品目」とか「バランス良く」と言われるのはこのためなのです。「いろいろな栄養素を少しずつ毎食補う」というのが理想で、これは食のリスクヘッジでもあるのです。

【 Q10 】粒やカプセルが大きいと飲みにくいので砕いてもいいですか?

外国製のサプリメントについては大きいものが多いですね。錠剤製品の場合は2つに割ることを想定してセンターラインが入っているものもあります。しかしそうではない製品については錠剤であってもカプセルであっても、腸に届いて初めて機能を発揮する成分や、わざと体内でゆっくりと溶けるようにコーディング設計・カプセル設計されているものもあるため、勝手に砕いたり成分を取り出したりせず、販売されたままの形状で摂取するほうが望ましいでしょう。どうしても飲みにくさがあるのであれば自分には合わない製品と判断し、同じ成分の他の製品を選ぶのも1つです。飲みにくいというのは続けられない大きな理由の1つになります。