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夏には夏の食べ物を!
スイカで健康美を手に入れよう!

夏には夏の食べ物を!スイカで健康美を手に入れよう!

照り付ける太陽の下、海や山などのレジャーを思いっきり楽しむことができるこの季節。
しかし、太陽にあたった身体は意外に多くのダメージを残しています。
今回はそんな疲れた夏の体にぴったりの旬のフルーツ「スイカ」についてご紹介しましょう。

スイカに含まれる意外な栄養素

スイカといえばやはりしゃりしゃりとした食感に優しい甘さではないでしょうか。
その食感の通り、スイカはおよそ90%が水分でできています。
エネルギーは100gあたり37kcal、脂質は0.1g、ととてもヘルシーな食材なのです。
こんなにもヘルシーだとダイエット中には嬉しいけど、栄養は入ってないようなイメージがあるかもしれませんが、スイカには意外にも私たちの体にとって嬉しい栄養素がしっかりと含まれているのです。

1)カロテン
スイカにはカロテンが豊富に含まれています。
にんじんやかぼちゃ、ほうれん草といった緑黄色野菜に多く含まれるカロテンは体の中でビタミンAと同様の働きをします。
ビタミンAは私たちの体の粘膜を潤す役割があります。
「粘膜」といってもあちこちに存在しており、例えば目の粘膜を潤すことで紫外線から守る働きやドライアイの予防になります。
鼻やのどの粘膜をしっかりと潤すことで外からの菌をブロックすることが出来ますので、免疫力UPに役立ちます。 他にも胃腸の粘膜やお肌の粘膜を強化することにもスイカが役立ちます。

2)リコピン
スイカといえば切った時の鮮やかな赤色ではないでしょうか。
実はこの赤色の正体はトマトなどで良く知られている「リコピン」なのです。
リコピンはフィトケミカルの一種で抗酸化作用が高いのが特長です。
私たちがリコピンなどのフィトケミカルを摂り入れることで、紫外線を浴びることによって発生する活性酸素を効果的に除去してくれる他、忙しさやストレスなどでも発生する活性酸素を除去してくれるので現代社会にぴったりのフルーツです。

3)カリウム
多くの果物や野菜に含まれるカリウムですが、スイカにももちろん含まれています。カリウムは体内でナトリウムとのバランスを調整する働きがあり、カリウムを上手に摂り入れることでバランスを整えてむくみ予防など美容効果も期待できます。

4)シトルリン
スイカに含まれるシトルリンはダイエット成分としても人気があります。特に下半身太りや足のむくみや冷えが気になる人にオススメの成分で、シトルリン入りのダイエット系ドリンクは実はたくさん市販されています。またシトルリン入りのコスメもありますが、それはシトルリンに肌の保湿や張りを与える作用があるからです。

スイカで熱中症対策ができちゃう

スイカの約90%は水分で出来ています。
熱中症対策に有効な水分補給はなにも水を摂ることだけではありません。
果物や汁物など「食べる」ことでも水分補給は可能です。
特にスイカには適度な糖分やビタミン・ミネラルが含まれていますので、熱中症予防には最適なのです。
冷たく冷えたスイカであればクールダウンにも役立ちます。
登山中のおやつ、プール後のおやつなどにもスイカをチョイスしてみてはいかがでしょうか。

知らなきゃ損!おいしいスイカの選び方を伝授

スイカはカットされているものを購入される方が多いと思いますが、断面やスイカの皮の部分が渇いているものは切ってから時間が経っているので新鮮とは言えませんので、できるだけジューシーなものを選びましょう。
スイカの栄養素を十分に摂るためには、赤色の濃いものを選びます。
丸のままのスイカを選ぶときは、特徴である縞模様がくっきりとしていて、外から軽くトントンとたたいて跳ね返るような音がすることがポイントです。
水分がたっぷりと含まれていてジューシーであることのサインです。

オススメの食べ方は冷凍スイカ!

大きなスイカを買ったけど食べきれない、という時に是非試して欲しいのが冷凍スイカです。
作り方は簡単で、一口大、またはお好みのサイズにカットしたスイカを冷凍するだけ。
そのままシャーベットとして食べても美味しいですし、ミキサーにかければシャリシャリのスイカスムージーになります。
スイカスムージーはヨーグルトのソースにしても美味しいですし、トマトとスイカをミックスしたスムージーにすれば美容効果抜群のドリンクに早変わり。

このように、いまが旬のスイカには夏に嬉しいメリットがたくさんあるので、たくさん食べて夏を楽しんでくださいね。

著者プロフィール

磯村 優貴恵

管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る