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毎日食べても飽きない!
ダイエットにも効果的な鍋料理
つくるコツ

毎日食べても飽きない!ダイエットにも効果的な鍋料理をつくるコツ

暦の上では立冬を迎え、本格的な冬が到来します。
この時期から出番が増えるのが「鍋料理」ではないでしょうか。
準備も簡単でさまざまな食材を楽しめる鍋料理はみんなで囲むと楽しさも増しますよね。
今回は冬に向けて増える鍋料理について美容と健康にうれしい効果をご紹介します。
また、毎日食べても飽きない簡単なメニュー作りのコツもお伝えしちゃいます。

鍋ダイエットは成功者続出!
その理由は3つある

冬になると流行る鍋ダイエット。
歌手の倖田來未さんも産後ダイエットは鍋ダイエットで16kgの減量に成功したと話題になりましたよね。
成功するポイントは次の3つにあります。

その1:野菜をたくさん食べられる
鍋といえば様々な食材を使用しますが、普段食べられなくても鍋にすることでたくさん摂れるものがあります。それが野菜です。野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維など体の代謝をスムーズにする働きを助ける栄養素がたっぷりと含まれています。また、火を通すということから、根菜類なども入れることができ、より多く野菜を手軽に摂りいれることができます。

その2:体を内側から温められる
気温が下がるとどうしても体が冷えがちになります。温かい服を着ていても、手先や足先が冷たい……という方もいらっしゃるかと思います。体の隅々まで温めるためにはやはり「全身運動」をするか「温かいものを食べること」が必須です。
温かい鍋料理なら外で体を動かすことが苦手な方でも体の冷えを予防することができます。また、野菜を積極的に摂るために、生野菜をたくさん取られる方もいますが、生野菜だとどうしても体を冷えがちに。食べ物で体を冷やさない為には、温野菜など火を通した野菜がオススメです。

その3:みんなで楽しく食べてスムーズな消化を!
鍋料理は用意も簡単でみんなでわいわい囲んで食べることも多いかと思います。食事を楽しくいただくということは、体も元気になり、スムーズな消化や満足感アップにつながりやすくなります。おいしいものを楽しく食べることで心も体も前向きに、元気になれるのです。もちろん一人鍋でも美味しく食べればOKです。

食材の組み合わせて飽きないメニュー作りを!

鍋料理はワンパターンで毎日は食べられない……という方は以下の3つに注目して組み合わせを変えると飽きずに鍋料理を楽しむことが出来ますよ。

1:たんぱく質源を以下のいずれかからチョイスする
アミノ酸が多く旨味にもつながるたんぱく質源は鍋料理のメイン食材にもなります。
◆牛肉(赤身)
脂肪を燃やすスイッチの役割をするL-カルニチンを多く含みます。
◆豚肉
エネルギー代謝をスムーズにするビタミンB群が含まれます。火を通す時間は短めでOK
◆鶏肉
団子、手羽元、モモ肉など肉の中でも様々な表情を見せてくれます。脂肪の少ない部位を選ぶことでヘルシーに仕上げることができます。また、うまみも多いため、スープにもコクが出ます。
◆魚
タラなどの白身魚は高たんぱく・低脂肪でヘルシーに仕上がります。普段お魚が苦手な人もお鍋だと食べやすいのでは?
◆貝類
アサリや牡蠣などの貝類はスープにもうまみがしっかりと溶け出ます。
また、肝臓の健康を助けるタウリンや代謝に欠かせないビタミンB12などが多く含まれています。これらはスープに溶け出しやすいため、スープも一緒にいただきましょう。

2:ベースとなるスープの味を決める
お鍋の基礎となる部分です。
和・洋・中・エスニックなどその日の気分や体調によって変えることで、鍋料理を飽きずに楽しむことができます。
◆ヘルシー志向の方にオススメな「昆布」ベース
だし用の昆布を水につけておくだけのシンプルなベースです。素材のうまみを楽しみたいときやポン酢、胡麻だれといったたれを楽しみたいときにオススメです。
◆美容効果を狙うなら「トマト」ベース
トマト缶とコンソメや鶏がらスープの素を合わせたもの。イタリアンな仕上がりで鶏もも肉やたんぱくな食材もおいしくいただけます。しめにご飯とチーズを入れてリゾット風にも。トマトの赤い色素「リコピン」は抗酸化作用が高いため、美容面でもオススメです。
◆女子力UPにオススメ「豆乳」ベース
豆乳の原料である大豆に含まれている大豆イソフラボンは女性ホルモンに似たような働きをすると言われており、とても注目を集めています。また、クリーミーな仕上がりになるのですが、豆乳は植物性のドリンクなので、コレステロールがゼロなのも嬉しいところです。和風・洋風などお好みの出汁で割ることでオリジナルのベースが簡単に完成します。

3:野菜・その他の食材をチョイス
野菜はお好みのものでOKです。春菊や小松菜、ほうれん草、にんじんなどの色の濃い野菜は免疫力UPに欠かせないβ-カロテンを多く含みます。
白菜やキャベツ、大根、かぶ(根)などの淡色野菜はそのままだとたくさんは食べられないのですが、鍋に入れることでカサが減り、たっぷり摂ることができます。
きのこ類は低カロリーでうまみもあり、βグルカンと呼ばれる成分が腸内環境を整える助けをしてくれますのでダイエットを頑張る方にはオススメの食材です。
また、こんにゃく(白滝)は低カロリーで食物繊維も含まれるので腹持ちが良く満足感もアップします。

最後に、ネギや生姜、唐辛子などのスパイスを加えることで体を内側からしっかりと温めてくれます。
この冬は手作りの鍋料理をみんなで囲んでおいしく楽しく健康美人を目指しましょう!

著者プロフィール

磯村 優貴恵

管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る