皮まで栄養たっぷり「りんご」

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皮まで栄養たっぷり
「りんご」

近頃、朝晩がとても涼しくなり、秋の訪れを感じます。
秋と言えば実りの秋。
おいしい食べ物がたくさん旬を迎え、食欲がとてもそそられます。
近所にある林檎園のりんごたちも、鮮やかな朱色に色づいてきました。
その林檎園では、もぎ取りをさせてもらえます。
夏の間から、青い実がどんどん大きくなっていくのをずっと見ていた私としては、収穫しにいくのがとても楽しみです。

りんごの栄養成分

りんごは体に良いと古くから言われており、「りんご好きの家は医者を遠ざける」という言葉もあるそうです。
りんごに含まれている「ペクチン」や「カリウム」や「リンゴ酸」が健康に効果的だと考えられているからです。

それでは健康に効果的と言われるりんごの栄養成分について詳しくみていきましょう。

「ペクチン」は水溶性の食物繊維。
腸内環境を整えてくれる作用があり、便秘の時は便通改善、下痢の時は腸壁の保護という役割で活躍してくれます。
「カリウム」は体内の余分な塩分を排出してくれる作用があり、血圧が高めの方には特におすすめしたい成分です。
「リンゴ酸」はエネルギーの代謝や疲労回復の働きがあるので、ダイエットをしている方や体力を消耗している時におすすめしたい成分。

ここで更に注目したいのが、りんごの皮の栄養です。
よく、りんごの皮は捨てずに食べた方が良い、という話を聞きますが、これは皮にエピカテキン、プロシアニジン、アントシアニンなどのポリフェノールが含まれているから。
捨ててしまうのはとてももったいないと言えます。
よく洗って、皮ごと食べましょう。

りんごの選び方

りんごの選び方のポイントは、色や艶が良いもの、そして手に持った時にずっしりと重みのあるものがおいしさの証です。
一度に食べきれない場合は、切り口を塩水につけておけば、酸化による変色を防ぎましょう。

旬のりんごたくさん食べて、医者いらずな健康な体で毎日を過ごしたいですね!

著者プロフィール

磯村 優貴恵

立教大学コミュニティ福祉学部卒業後、大学院では臨床心理学を学ぶ。その後、臨床心理士となり教育現場でのスクールカウンセラーとしての活動や、 EAPにおける産業カウンセリングに従事。メディカルサプリメント指導士・食育指導士の資格を取得するなど、栄養指導の知識も有し、心身両面からのメンタルサポートをモットーに活動中。