酵素の摂取量の目安は?

日本人は欧米人より酵素の摂取量が少ない?

酵素食品にはタブレット型のサプリメントになっているものもありますが、その多くはドリンクや飲料タイプ。希釈するもの、原液で少量を摂取するもの、そのまま野菜ジュースのように飲むものなどがあります。当然どのようなタイプのものかによって、推奨される摂取量が異なりますので、ラベルやパッケージに表示されている摂取目安量を必ず確認するようにしてください。

酵素や補酵素を豊富に含むという意味で参考となるのは、厚労省が発表している野菜の1日の目標摂取量は350g、果物200gという摂取量。5皿分にも該当する生野菜を毎日食べている人など、ほとんどいないでしょう。ところが、この目標摂取量はヨーロッパなどと比較するとまだ低い数値なのです。

たとえばフランスでは野菜の目標値が800g、スペインでは490~560g、デンマークでは420~480gと、非常に量が多い。酵素は非常に熱に弱く約40度で活性を失うことから、酵素を効率よく摂取するために“ローフード(ROW FOOD/生の食物)”をたくさん摂る食事法が欧米を中心に流行っていますが、バケツいっぱいもの野菜を摂るのは物理的に不可能なので、野菜や果実をジューサーにかけて摂っているのだそうです。栄養素の破壊が少ない低速回転の圧搾式ジューサーで野菜や果実の食物繊維(セルロース)を壊して、栄養の吸収効率を高めるなど、工夫をして大量摂取しています。

酵素サプリがボウルいっぱいの野菜代わり

野菜と果物を1日500g近く食べることが現実的かどうか、考えるまでもありませんね。ただし日本には欧米にはない、さまざまな酵素食品や発酵食品がありますし、お刺身などのローフードもありますので、酵素を野菜や果実からのみ摂る必要はありません。ただ加齢とともに衰えるカラダの機能を下支えするために酵素の摂取量を維持したいと思われるのであれば、やはり酵素系のサプリやドリンクを毎日摂るのが便利なようです。

profile

渋谷DSクリニック 林博之院長

2005年にダイエット・部分痩せ専門クリニックとして渋谷DSクリニックを開院。 ダイエット専門医師としてダイエットにおけるあらゆる独自のノウハウを培ってきたパイオニア的存在。 ヒトが持つ本来の美しさを活かし、正しいダイエット方法を全ての人に伝える。的確なアドバイスが評判。

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