秋の味覚、新米を美味しく食べよう

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食欲の秋
「新米を美味しく食べよう」

こんにちは!お米が大好きな管理栄養士磯村です。いよいよ食欲の秋がやってきましたね♪芋、栗、南瓜とおいしい物ばかりの季節。それに新米は、シンプルに塩むすびにしても美味しいですし、しらすやキノコなどと一緒に炊き込みご飯にしても最高ですよね!「新米」とは一体どのようなお米を指すのでしょうか??
今回は新米についてくわしくお話しします。

新米の定義とは?

お米の収穫は一般的に秋。そのため、秋に収穫されて次の収穫までの1年間は「新米」となり、次の年のお米が収穫されると、前の年のお米は「古米」と呼ばれます。そして、1年ごとに「古古米」「古古古米」・・・と呼ばれていきます。(・・・「新」から「古」になると、なんだか一気に古くなってしまったような気がするのは私だけでしょうか・・・(笑)しかし、お米の袋に「新米」と書いてある季節は一瞬。実は、袋に記載できるのは9~10月に収穫したお米なら、12月末までに精米されたお米だけが「新米」と表記できるのです。

新米のおいしい炊き方

新米の特長はなんといっても「みずみずしさ」。古米や古古米などに比べて、新米は水分量が多いのです。そのため新米をおいしく炊くためにはポイントがあります。
1.新米を炊く際は、研ぎ始めの1~3回は手早く水を変えて研ぎましょう。
2.炊飯器にお米を入れたら、いつもより少し少なめの水を加えます。
3.そのまま30分ほど吸水させてから炊くと、水分量の多い新米もべチャっとならずに美味しく炊き上げることが出来ます。
4.炊き上がったら、15分ほど蒸らしましょう。
この余熱で芯までしっかりと火が入り、ふっくらつやつやの新米が炊き上がります。

お米保存の豆知識

まだまだ湿度が気になるこの季節。せっかくのお米に虫がついてしまっては台無しですよね。お米を虫から守るためには、米びつに唐辛子や備長炭を入れたり、お米を乾いたペットボトルに入れ替えて冷蔵庫で保管することで虫を防ぐことが出来ます。
おいしい新米が食べられるのは今だけ!炊き方をチェックして、ぜひ試してみて下さいね。

著者プロフィール

磯村 優貴恵

管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る