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パームとはどのような成分?

パームとはどのような植物なの?

パームとはアブラヤシのことで、ヤシ科アブラヤシ属に分類されます。西アフリカ原産のギニアアブラヤシと中南米原産のアメリカアブラヤシに大別されます。ギニアアブラヤシは特にマレーシアでの生産量が高くなっています。高さは20mになり、果実は卵大、果肉にも種にも脂分が多く、石鹸や植物油として利用されています。

果肉からは調理用になるパーム油が、種子からは加工食品に使うパーム核油が採取されています。パーム油は常温で固体の油で、精製前はオレンジ色ですが、精製後は薄黄色になります。バイオディーゼル燃料としても開発が進んでおり、世界で最も生産量の多い植物油なのです。アフリカでは古くから料理に使われてきました。油をとった後、種子はそのまま食用にされ、花穂はやし酒を作るのに利用されています。ブラジルでも家庭の伝統料理にパーム油は欠かせないものです。果実を搾った後のカスは、強力な繊維質を持つので紙を作るのに用いられています。

パームとはどのような植物なの?

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サプリ編集部

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