オレガノの含む栄養素って？

オレガノに含まれる栄養素とは？

オレガノには、マンガンやビタミンK、抗酸化成分であるカルバクロール、ポリフェノール類のロスマリン酸などが含まれています。特に抗酸化物質の含有量はハーブ類の中ではトップクラスで、スプーン一杯の生のオレガノは、りんご一個分の抗酸化物質を含んでいるといわれるほどです。その高い抗酸化作用により、花粉症対策やアンチエイジング、免疫力の改善、抗炎症作用などへの効果があるとされています。オレガノは“天然の抗生剤”とも呼ばれ、特に鼻、気管支、肺の感染症に非常に有効といわれています。

また、神経に起因する症状の緩和にも役立つといわれ、“気持ちをそっと落ち着かせてくれるハーブ”としても知られています。神経性の頭痛や歯痛などの痛みの軽減や、生理痛をやわらげるなどの働きがあるといわれています。
ほかにも心身の強壮作用や、胃腸の調子を整え、消化を促進する効果などが期待されています。
「山の喜び」からその名がつけられたように、オレガノは体の内側、外側、精神面に対しても幅広く有効な効能を持ち、さまざまな人に恩恵を与えてくれる存在といえます。