黒糖とはどのような成分？

黒糖とはどんな成分？

黒糖はさとうきびを絞って汁を煮詰め、冷やして固めた黒褐色の砂糖です。酸性を中和し沈殿した不純物をとりのぞくために、絞った汁には石灰を入れます。日本では沖縄県、鹿児島県の特産物。海外ではバルバドス、フィリピン、ベトナム、フィジーで栽培されています。バルバドスでの生産が盛んなことから、英語では「Barbados sugar」と呼ばれることもあります。
黒砂糖は黒糖と同じものです。「純黒糖」は混じりけのない黒糖。「加工黒糖」は粗糖(原料糖：さとうきびを圧搾し煮詰めて遠心分離機で糖蜜に分離して除いたもの。白砂糖の原料になる)、糖蜜(粗糖をつくるときに分離されてできた濃縮液)、黒糖を注文内容に応じてブレンド加工するもの。お菓子、シロップ、コーヒー用の甘味料などに使われます。